木曽の山

 

長野へ来た頃だったと思います。

ローカルの番組か地元雑誌など
何かで紹介され
気になっていた「食堂S.S」さん。

 

一度、訪ねてみたいと思っていたら
昨日木曽の山中まで視察に向かう道中
ありました、ありました!

 

深く覆い被さるような山の
峠道にポツネンと昔からそこに・・

山間にはよくある
そんな感じのお店です。

 

その番組で見かけた時と同じく
おやつに近い時間だというのに
大型トラックはじめ
停まっている車の多いこと!

 

いらっしゃいませ

 

親切に対応くださる
ご年配の看板娘さんに
オススメを伺うと

「鯖の煮付け」と即答がありました。

 

鯖の煮付け

オススメいただいた鯖の煮付け

 

これに豚汁をつけた定食が
長距離を走るトラック運転手さんには
人気なのだとか・・。

 

よく見ると壁にはこれでもかの
メニューと並び
”鯖の煮付けお持ち帰りできます” の文字も。

 

SS食堂メニュー

 

私たちが入店した後も
続々と通りすがりの家族連れや
ご年配のご夫婦が
時間を選ばずに入ってらっしゃいます。

 

味がお好きな方々も
もちろんいらっしゃることでしょう。

 

オススメの鯖の煮付けは
魚のあまり得意でない私も
ものすごく美味しいと感じました。

 

鯖の煮付け定食

これが看板娘のおかあさんオススメ「鯖の煮付け豚汁バージョン」

 

でも、きっとお味ではなく
無意識にであれ
ほっとする安心感を求め

辺り一面この山深い峠道の途中
ぽつねんとあるこのお店に
立ち寄られる方々も
多いのではかしらんとも思うのです。

 

ほっとして、あったかい。

 

このエリアは
昼間でも迫りくるような山の近さに
心底驚きます。

 

ドライブしている最中に
ふとぬくもりを求めて
思わず立ち寄ってしまう店。

 

そんなお店の存在が
ここを行き来する多くの旅人たちを
安心させてきたことでしょう。

 

働く方も地元のご年配の皆さん。

 

いつまでもお元気で
峠を行き交う人々の心の拠り所で
あっていただきたいなと
願うような思いで山に向かったのでした。

 

お店は味や雰囲気も、もちろん大切。

でも、きっとそれだけでは
ないのでしょうね。

 

そこにあることが大切な意味を持つ。

そんなお店もあるのだと思うのです。

 

『食堂SS』
長野県塩尻市大字贄川1872
tel: 0264-34-2234

SS食堂看板

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
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