安曇野ルーム2023年5月1日

 

久しぶりに参加させていただいた
昨晩の相談室月次ミーティングにて
カウンセリングルームについて
話題があがりました。

 

これから開設なさろうとする
エリアの方だったり
「いつかは」と
未来の希望を描く方だったり

ワクワクするような
お気持ちまで
こちらには伝わってきます。

 

ワクワクはすごくいいですね。。。

 

改めて話題を振られ
当ルームについて考えてみました。

 

今、いる無理のない場所で
という自分自身が活動しながら
動きやすい環境を考えたとき

他に借りたりするよりは
やはり住まいの1室を開放する
という考えに落ち着きました。

 

こちらのブログでもあちこちで
語ってきた築75年を優に超える
古い、安曇野の
父方の生家になります。

 

夏は集中暖房
冬は集中冷房

というナイス(過酷)な
まるで日々が精神鍛錬場のような
家屋ではありますが

ルームを開設してからの
ここまで数年
この空間と、ここに集う
多くのクライエント様たちと共に
たくさんの物語を
紡いでまいりました。

 

何よりも来所される方々に
抱えていらっしゃる重いエネルギー
すべて置いていっていただきたいと
思っているとあって

その都度、場と私自身の浄化は
何より大切にしています。

 

気をつけていることがあるとすれば
あえて言うならそこくらいでしょうか。

 

長野の家でも
都内の家でも

花を生ける、飾ることは
私が物心つくかつかないかの
ほぼ全人生を通して

我が家では日常的なことであり
空気を吸うのと同じように
日常の中に花があります。

 

これは都内の自宅(一軒家)を離れ
狭いマンションで
一人暮らしをていた時分も
変わらず当たり前のように
続いた日常です。

 

生きた花や植物に
エネルギーを助けていただいている。

そんな気持ちにすらなります。

 

いらっしゃるお一人お一人
心地よくお過ごしいただくための
お好みや条件はあるかと思いますが

長く、無理なくお話いただく場として
ご本人に感覚に関わるようなことは
最初にお聞きしておくようにしています。

 

ご一緒させていただく場が
無理をしたり
我慢をしたり
気負ったりするような

何か特別なことをする
時空間ではないよう配慮は
させていただいております。

 

古い家屋のあちこちガタがきた
部屋ではありますが

こうして家族の協力のもと
使わせていただいていることに
まずは日々、感謝しているので

自分の好みの雰囲気とは
だいぶ異なりますが

それでもありがたいと思って
使わせていただいています。

 

よく考えてみると
使用するこのルームを
ああしよう
こうしよう

といった具合に
見せる(魅せる)ことに
こだわったことは
一度もないかもしれません。

 

私自身も心地よく過ごせ
ご一緒いただく時間が
クライエント様お一人お一人
素になれる場として
ご利用いただければよいなと
常々、思っています。

 

お越しになる皆様には
小さなお子さんからご年配の方々まで
大変落ち着けると
おっしゃっていただいています。

 

子供さんが靴下を脱ぎはじめ
ご自宅にいてもそうはしないと
親御様が慌て出すほど
涅槃像のようにくつろいでいる姿は
こちらも傍らで見ていて
ホッとするような光景です。

 

昨晩のミーティングの中でも
どなたかがおっしゃっていましたが

空間の心地よさというのは
そこにいる人が
その人の気で
生み出すようなものであり

あえて意識して創ったり
魅せるものでは
ないのかもしれません。

 

その器となる箱(部屋)が
素晴らしかろうが
そうでなかろうが

どのようなものであっても
”その人” がいることで
いかようにも変わるもの

清んだものにも
濁ったものにも

心地よいものにも
緊張したり
訳もなく落ち着かないものにも

なり得るのだと思います。

 

要は、”その人” がその場にいるだけで

他の人々がまとっていた

邪気が混じっていたり
重かったり
濁ってしまっていた気が
浄化されていくようなもの

あるいは
見失っていた内なる光や力を
自然に取り戻していけるようなもの

なのではないかなと思っています。

 

外枠がどうこう
小さなことなど気にならない
ということになるでしょうか。

 

私自身、大きな温かいエネルギーで
その場を包みこむような感じで

向き合う皆様が
ただ一緒にいるだけで
ご自身がご自身であることに
安心を感じていただければと思っています。

 

昨日の問いに
あえて一言で回答するならば

「外枠がどうだこうだ
余計なことに惑わされずに
ただ、己とその心の在り方を
見つめて己を磨く」

そこに尽きると思っています。

 

自身がどのような気を放つかで
その箱である外枠が
どのようなものであろうと
一緒にいらっしゃる他人様が
心地よくも、またその逆にもなり得る。

 

私自身はここまで
クライエント様たちと時空間を
ご一緒させていただいてきて
改めてそう感じています。

 

心地よく日々、ご利用いただいている
皆様にもこの場を借りて
日頃の感謝を申し上げたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

◎写真は5月迎えた今朝の安曇野ルームです。庭の数カ所で赤や白で賑わせていた椿が散り、これからツツジが盛りになってくる時分です。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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