どんな人にでも、その人にしかない資質って必ずあります。
これまでの人生で培ってきたその人だけの宝物。
ご自分で気づいている場合もあれば、気づいていないことも多々あります。
他者との触れ合いのなかで自身に内在する資質をなるべく多く見つけ出し、日ごろから整理しておくことは大切です。
それらをタンスの引き出しごとに整理していつでも時や場に応じて引っ張り出せるようにしておくということですね。
就職活動、事業のPR、営業や交渉など、さまざまな場面でご自身の魅力と売りを伝える機会はあると思いますが、意外と皆さん忘れがちなのは「時機をよむ」ということ。
雑談ならば、そんなことを気にせず楽しく思いつくままに話せばよいと思います。
けれども、何かしら達成すべき目標があってやりとりする会話の中では、うまいことを言うよりも、むしろこの「時機」が勝機をわけることが多いのです。
たくさん持っていらっしゃる輝く資質の山の中から、”今、この会話” の中ではどれを引っ張り出すのが最適なのか。
あるいは、この場に応じた最大の題材は自分の中にあるどれなのか。
どれだけ素晴らしい資質を持っていても、それらを出すタイミングを間違えると波に乗り損ないます。
「空気をよむ」ということにもなるのだと思いますが、それを出すのは今なのかどうか。
これが結構明暗を分けているケースは多いように見受けられます。
話す、言葉に書いて伝える・・
どんな場面でもやりとりする相手とのコミュニケーションは必須です。
うまく話そうとすることよりも、こなれた文章で説得しようとするよりも、相手を知ったうえでその時、その場に応じた自分の資質を表現できているかどうか。
どうせ乗るならしょぼい波ではなくて、大きな波に乗りたいですものね。
自分の資質を見出す力、それらを伸ばし磨く力、波の良し悪しをよむ力、発する(飛び出す)時機をよむ力・・どれも大切ですね。
投稿者プロフィール
-
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
最新の記事
- きょうのつぶやき2024年11月21日おひさまの温もりと当たり前の日常
- 季節のたより2024年11月20日冬の訪れを感じる
- 大切なこと2024年11月19日一年の感謝を覚える時季と詩人と
- 小さなしあわせの種2024年11月18日繋がりから始まる