皆さんにももしかすると
あったりするのかもしれませんが
私は専門以外のことであっても
何かが気になると
とことん調べてみたくなることが
結構あったりします。
最近、いえ、昨秋あたりから
気になって仕方ないのが
「熊」について。
きっかけは
自然を求めて出かける先々で
2~3年前辺りからかなり頻繁に
目にするようになってきた看板
「熊が出没しました」。
いや、長野県ですから。。。
周りは四方八方を山に囲まれ
豊かな自然が充ちる里。
熊がいるのは当然といえば
当然なのでしょう。
昨今では里山に限らず
北海道のように住宅地や市街地でも
目撃されることが増えてきました。
こうした具合に
互いの生活圏に境がつきにくく
これほど近くなった理由は何なのかと
ずっと気になっていました。
子供の頃から訪ねていた
上高地の、あのシンボルマーク的な
河童橋付近のキャンプ場で
何もしていないどころか
就寝中だった人を襲った熊の話は
記憶に新しいかもしれません。
”熊に遭遇しないことが最も大切”
という言葉をみるたびに
昨年、熊が出没しましたの看板を
入り口付近で見たにも関わらず
涼を求め、よりによって
遭遇しやすい時間という夕方に
家族で訪ねた景勝地への散策。
もう少し明るい日中で
大勢で一緒だったり
ラジオの音や話し声で
音を鳴らしながらだったら
人間の存在を相手に示せるので
まったく問題なかったのかもしれません。
出没する確率のほうが
実際は低かったのかもしれませんが
本当によかったです。
ネットだけでの探究は
むやみに恐怖を煽られたり
情報が偏ることも非常に多いため
専門家、学者さんをはじめとする
識者に話を伺ったり
文献や書物をも併せて
目を通すようにはしています。
「なんだかハマっちゃったな・・」
そんな気分ですが
これ以上、獣たち
そして人間の双方に
大きな被害が出ずに済むには
どういう風に山の自然と付き合っていったら
よいのだろうかと考えています。
識者の方々がおっしゃる
”むやみに怖れすぎないこと”
ここもとても大切なことだと
改めて感じています。
自然そのものやそこで暮らす
動物や草木、花々に対してのマナー
特に、飲食物のゴミの後始末の徹底などは
基本中の基本になるのでしょうが
彼らの領域に
踏み入らせていただいている
というある種の敬意は
決して失ってはいけないのかもしれません。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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