日本には伝統的な造園技法として
「借景」という言葉があります。
庭外にある風景を景観として利用する
という意味からは少し異なりますが
この古い現在の安曇野の住まいからも
四季折々、様々な風景が楽しめます。
お隣さんとの境目
けれども、しっかりお隣さんエリアの
わずか40Cm ほどのスペースには
毎年見事な花の散り姿を見せる
椿の木が植えられています。
我が家の庭にあるすべての椿が
赤白どちらもの源平咲きとあって
赤い椿だけが散る様子を
洗面所で手洗いをしながら
楽しませていただけることは
とてもありがたいこと!
これは本来の「借景」の意味とは
異なりますが
日々の暮らしのなかで
意識せずとも視野に入り
ふとした瞬間眺めるだけで
心がほっと安らぐ
そして気持ちが豊かになるような
美しい風景が
すぐそこにあるというのは
うれしいものですね。
こうして四季折々の花々や草木を
愛でるわずかなひとときを
大切にしていきたいと思っています。
陽気もようやく回復し
真っ青な空が広がる日曜日です。
皆さんも
新緑の風景へと移り変わる前の
春の名残を
あるいは地域によっては
ようやく訪れた春の到来を
存分に楽しまれますように。。。
◎お隣さんの物置と物置の間に咲く椿。断って撮影しています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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