先日、出向いた長野市内にて
仕事を終え両親とわずかな時間
散策をした善光寺さん。
とても楽しみにしていた
「せいろ蒸し」のお料理を
堪能してきました。
どれも美味しそうなので
迷っていると
お店のスタッフの方が
一番人気を
おススメくださいました。
そうです、そうです。
元々、このおススメを食しに
予約をしたのですが
花籠に入った田楽のお弁当など
どれも気になってしまい
迷いが出たのでした。
花籠弁当は量が
せいろ蒸しに比べると
ボリュームがないとのことで
野菜と信州牛を
竹ではなく木でできた
大きなせいろに入れて
大きなガスで蒸すという
メニューを予定通り
いただいてみました。
私と父は「山のせいろ蒸し」
母は少し量を落とした
「門前のせいろ蒸し」を注文して
ワクワクして待ちます。
あつあつの湯気をたてて
目の前に運ばれたせいろの中には
思った以上にたっぷりの
様々なお野菜やきのこ
信州産の牛肉、そして
茶碗蒸しも収められており
笹の葉で包まれた
”野沢菜のおこわ” も
一緒に蒸されていました。
これは、もう
視覚と胃袋が喜び過ぎて
どうしましょう!!!
という感じです。
訪ねてみてよかったなと
感じたのは
お料理だけではありません。
母を善光寺さんでお借りした
車いすに乗せたまま
お夕食に伺ったとあって
17時の開店と共に
一番乗りで来店するも
やはり大きな車いすを
どうしようか戸惑うところを
ご親切に畳んでくださり
これから賑わうであろう
店内に置いてくださいました。
温かなお心遣いに
心から感謝申し上げます。
店内を見渡すと
大きな世界地図を両親の背後に
2枚見つけました。
そこにはこのお店を
開店以来なのでしょうか
訪ねてきたのであろう
世界中のツーリストが
自分たちの出身地を印付け
名前が記してあります。
1枚目がいっぱいになって
2枚目が張られたのでしょうね。
多くのお客様が、本当に
世界中から訪ね来て
いらっしゃるのですね~。
お料理も、油を使わず
蒸すだけとあって
罪悪感がない満腹感とは
まさにこのこと。
野菜はそのものが甘く
用意されたたれにつけずとも
美味しくいただけるほど。
お肉もお箸で切れるほど
柔らかく蒸されており
とても美味しいはもちろん
いただきやすかったです。
後々、サイドメニューで
田楽や天ぷらをも
頼んでしまおうかしら
そう思っていた注文時とは
お腹の状態も異なり
せいろ蒸しだけで
たっぷり満足いたしました。
私の仕事が、また
夜から再開するため
安曇野へ戻る時間が
決まっているとあって
開店一番でお邪魔した
私たちが帰る時分になって
海外からのお客様が何組か
続けて入ってきました。
再び冷え込み始めた
外気に触れても
蒸し料理をいただき
身体の芯がホカホカしたためか
心地よく感じるほど。
何より、身体の細胞たちが
喜んでいそうです。
お店の雰囲気や
お店の方々のおもてなしも
お料理、デザートも
大変気に入ったので
さっそく名古屋にいる
義妹に声掛けをして
(美味しいものを食すと、すぐに
人を誘って再訪したくなる質です)
善光寺に出かけたことのない
甥っ子をも連れて
3月の善光寺再訪を
企画したばかりです。
食べることは身体の栄養はもちろん
心への栄養そのものであることを
実感した素敵な宵の口でした。
『門前茶寮 弥生座』
〒380-0841 長野県長野市長野503
tel: 026-232-2311
駐車場有:4台
◎写真脇に写りこんでいるのは他人さまではなく
参道でお店を回りたい私とは別に
待ちきれずに夕食の開店前の店先をうろつき
メニューを見入る両親です。
投稿者プロフィール
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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