心に余裕がないときは
どんな人であっても
自分の周りの風景や街の様子など
心の目には映りにくいことはあります。
そこは、個々人が持つ
元々の趣向や好みもあるので
なんとも言えませんが
当ルームにご来所をいただく方々と
日々、接していると
心に余白ができていることを
小さな一コマを通して
感じさせていただくことも
できたりします。
玄関に続く庭先には
毎年、ペチュニアを大量に植えており
春先から秋の終わりまで
大変長い期間
心を和ませてくれています。
ペチュニアに限らず
庭には季節が変わるたびに
様々な花をつける庭木があるため
そちらに目がいく方々も
いらっしゃることと思います。
セッションを終えた
帰り際には
門先まで見送るのですが
そのわずかな距離で
花々に目がいき「きれい」と
思わず声を漏らすように
おっしゃることが印象的です。
「きれい」と言葉を発する
その目の表情もどこか
やさしく穏やかであることが
特徴的かもしれません。
これまで狭くなっていらした
心の視界が広がったのでしょう。
草花や木々を愛でる
その心が開いた感覚と共に
やさしく穏やかな気持ちが
どうか今日も
また、お一人お一人の人生で
息づいていらっしゃいますように。
時々、人生で遭遇する出来事に
懸命になるあまり
その感覚を忘れてしまうことが
あったとしても
ご自身が生来備え持つ
あの穏やかな心地よさを
どこかの瞬間でふっと
思い出していただければ・・
そう思いながら今日も
庭先の花を眺め手入れしています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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