”大切な人だから”
”こんなにも犠牲を払っているのだから”
だから許してもらえることも
あるはず。
私も経験から思いますが
身近な存在にほど
気づかぬ甘えが出てしまうこと
あるのだと思います。
他人には決して
そうは思わなかったり
失礼だと思われたら嫌だから
やらないこと。
そうした言動を
身近な存在には知らず知らずに
とってしまっているって
あるのかもしれませんね。
夫婦なんだから
恋人同士なんだから
家族なんだから
なれ合った関係の中で
どのような言動をとっても
本当は「愛してる」って
わかってくれているよね。
そんな風に無意識のうちに
覚えている甘えが
心のどこかにあるのかもしれません。
自分のことのように
相手の言動に干渉したり
相手の振る舞いや装いに至るまで
思い通りにしたくなったり
相手の悪い部分ばかりが目につき
そこをなんとかしたいと
思い始めてしまったり
気づくと、【よりよい関係】 を
声高に唄いながら
自分とは別の人格を持つ相手を
尊重することができずに
責めてしまっている。
ここに気づくことはとても
大切なことだと思います。
どのような関係であっても
お一人お一人の間には
境界線がきちんと存在します。
「あなたのために」
「好きだから」
と言いながら
相手の領域にやたらに踏み込んだり
口うるさく干渉するのも
やはり「自分」と「他人」の
線引きがきちんとできていない。
これに尽きると思います。
身近におられる大切な存在であっても
やはり「自分」とは異なる「他人」です
私自身が経験した感覚では
相手が自分の一部であるように
錯覚してしまっており
その自分の一部である部分を
何とかしようとしているという
感じだったように覚えています。
同じ地続きだからこそ
境界線がわかりにくい。
元々は隣のお宅の畑に
植えられ
お隣さんが丹精こめて
世話している大根
それが我が家の畑の大根と
区別がつかなくなって
状態を眺めては
「やれ、どこそこがなってない」
といって口を出すばかりか
手をかけてしまっている。
なかなかご自身では気づくことが
難しい問題でもありますから
ご希望がありましたら
いつでもお力になりたいと思います。
こんなにも心を尽くしているのに
愛情を示しているのに
どうして避けられたり
嫌がられたりするのでしょう?
日常生活の中で
ふとこんな思いがわき上がったなら
ひと呼吸おいて
ご自身の言動を眺めてみましょうか。
それはご自身の畑の大根(自分の問題)ですか?
それともお隣の畑の大根(相手の問題)ですか?
「カップル(ご夫婦・恋人)カウンセリング」
「親子・家族カウンセリング」
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