連日の猛暑に加え
ここにきて
気圧がコロコロ変わる
大荒れの天気とあって
生徒さんたちをはじめ
クライエント様の様子を
伺っていても
かなり体力的に疲れ
食欲がない
とおっしゃる方々が
多いことに気づきます。
中医学の世界では
治療や未病の予防として
◎季節に合ったもの
◎体質に合ったもの
◎世代・性別に合うもの
◎その土地で生産されたもの
こうした点を意識して
食事をいただくことが
身体を楽に、また健康に
保ちやすいと
考えられています。
都市部では
「その土地で」
という行は
少し難しいかもしれませんが
旬のものをいただくことは
可能だと思うので
それで充分かなと思います。
冷房が効いた屋内にいながらも
冷たいものを摂りたがる夏は
体内の水分代謝が
悪くなることが原因で
各部位に不調を
きたしやすいのも事実。
世話になった漢方の先生に
教えていただいた
だるさを防ぐコツを
ご紹介しますね。
体質に問題がなければ
という条件付きですが
朝方(朝食)に
梅干しやお味噌汁など
他の季節よりも
一つまみ二つまみ
いくぶん多めに
塩分を摂ることで
浮腫みを防いだり
水分代謝が滞ることで生じる
重だるさや倦怠感を
防ぐことができるそうです。
あ、でも朝ですよ~
朝だけ。。。
暑い季節には
身体の熱を冷ます
寒涼性の作物が
収穫できる
日本の暮らし。
うまくできてるなって
改めて思います。
暮らす土地で採れる
旬の食材を常食にすることで
健康が保てるという
自然界の循環に
なっているのですから
改めて
自然界のサイクルに
従って暮らすことの
大切さを
思い知る気がします。
暑い、暑いと騒いでも
毎年、気づけば
一雨ごとに
初秋の気配が漂い始める
夏の終盤。
酸味や塩分を ”朝方に”
少しプラスして
夏の旬のものを
美味しくいただき
残された2021年の夏季を
楽しんでいきたいなと
思っています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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