GW最終日は
しっかり降り続ける雨に
見舞われる安曇野です。
ウキウキGWといいつつも
細かい脱走はあまり叶わず
いつもと変わらぬ時間が
続いていましたが
昨日だけは、元々
家族の快気祝いを携え
奈良井宿に住まう
母方の伯母のもとへ
訪ねる予定があったので
まとまって脱走できる
まさにGWの一日でした。
休暇日和とあっても
午前、夜半に仕事入っているのは
もう当たり前のことですので
そこはしっかりこなしたうえで
新緑溢れる木曽まで
出かけてまいりました。
都内からお身内が訪ねていらして
皆で、食事に出るとのことでしたから
元々、お渡しするものだけ渡し
失礼するつもりでした。
そうは言ってもGW真っ只中の
しかも朝から美しい五月晴れ!
なんて素敵な陽気なのでしょう。
ウハウハして這い出たくなるのは
我が家だけではございません。
伯母には警告されていたものの
5月3日、4日と地域のお祭りを終えたという
木曽宿場町の一つ、奈良井宿は
GW中とあって
観光客で大変な騒ぎになっていました。
ある程度、混み合う時間を外した
午後遅くに訪ねたのものの
県内、国内からいらした
大勢の来訪者はもちろん
洋の東西問わず
様々な国や地域の方々が
恐らく歩行者天国だと
思い込んでいるであろう
目抜き通りを
ぶらりぶらりと
気の向くままに
各種、民芸や漆器のお店や
五平餅、おそば屋さんなど
飲食店にむらがっては
楽しそうに
散策なさっておられます。
奈良井宿駅前の駐車場から先は
住民のみの進入となっており
何台もの県外車が
満車と通行止めをくらって
右往左往していらっしゃいました。
この宿場町に住まう
住民の車や宅急便など業者さんは
遠慮なく通過できるとあって
歩行者天国気分で歩く
観光客に気をつけながら
大型セダンの車を
そろそろと進め
家の前まで向かいます。
玄関先で立ち話するにも
観光客の皆さんからすると
「ここ(宿場町)に住んでいる人もいるんだ」
と興味津々なのでしょう。
伯母の家まで観光場所の一つ
のようになっていました。
うかうか立ち話もしていられません。
そうです、そうです。
ご商売の方々だけでなく
この宿場町は
住民が普通に生活していらっしゃり
街をそのまま維持しているのです。
早々に引き揚げまた空いている時
6月の漆器祭りの辺りにでも
訪ねる約束をして別れました。
帰る際に気づいたのですが
駅側から入って宿場町の終わる
神社手前に近い
SL機関車が置かれた
県道から入ってすぐの駐車場も
軒並み満車といった
大変な混みようだったようです。
さて、夜半に仕事はありますが
まだ時間はたっぷりあるとあって
遊びたくて仕方がない私は
「朴葉巻き」という
ちまきに良く似た形をした
何枚も葉が着いた朴葉を
そのまま切り離さず使った
米粉を練ってつくった餅に
あんこを入れた
この木曽地方ならではの
そしてこの時季ならではの
和菓子を買いたいと思い
地元で有名だと聞いている
木曽福島町の『田ぐち』さんという
老舗の和菓子屋さんを訪ねる目的で
奈良井宿から国道19号を
御嶽山や薮原(やぶはら)スキー場方面へ向かって
運転し続けます。
母のインスピレーションナビは
当たった試しがなく
案の定、今回も
『田ぐち』さんは
19号沿いだと言い張るので
延々と走りますが
木曽福島町を過ぎても
見つかりません。
気づけば
上土(あげつち)町まで
来てしまっており
「またまた、やってくれたな」と
思いつつも
開田高原が近いので
”馬と遊んで帰るのもいいぞ”
などと、遊び心満載で
運転していると
『寝覚めの床』という
看板がちらついてきます。
特急しなのに乗車され
名古屋⇔松本(長野が終点)
の列車の旅をなさった方々
あるいは地元でこの界隈を
ローカル線で走る皆さんは
たいへんよくご存知の
あの『寝覚めの床』です。
浦島太郞伝説で
浦島太郞が目覚めて
我が身の在り方に気づいた場所だと
伝えられている景勝地です。
日本五大名峡の一つに挙げられる
この場所は
私自身、先述の特急しなのの車窓から
眺めたことがあるだけでした。
しなのの車内では
この辺りに差し掛かる前に
アナウンスがかかり
列車の速度を
気持ち落としてくださっているのでしょうか。
この美しい景勝地を
車窓から眺めることが可能です。
生で見たことはないので
インスピレーションナビで
和菓子屋を探し損ねたついでに
立ち寄ってみることにします。
余談が長すぎてしまいました。
寝覚めの床については
また、明日以降のどこかで。
こんなに素敵な場所が
中信地区といわれるエリアにも
まだまだたくさんあることに
改めて感動し
長野県内の散策を
あちこち訪ねてみたい。
そう感じたひとときでした。
何より、この木曽地域は
森林の深さが半端なく
ドライブするだけでも
森林からたちのぼる波動に癒やされるようです。
続きはまた!
◎写真は『寝覚めの床』。列車の車窓以外から見たのは初めてだったので改めて花崗岩の美しさ、そして木曽川の美しさに魅せられました。思わずジュディ・オングさんの「魅せられて」を両手を広げて両脇の下ひらひらさせながら熱唱したくなります。長野の美しさに魅せられて・・・♪
投稿者プロフィール

- こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
-
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