真夏の容赦ない陽光が
ジリジリ照りつける日中に
参っているのは人間だけでなく
炎天下にさらされた植物や動物たちも
今夏の太陽光の強さには
悲鳴をあげているのではないかと
想像しています。
長野に来て10年来
夏をここで過ごしてきましたが
陽射しをここまで強いと感じたのは
初めてかもしれません。
そう思っていたら
他人様からいただいて以来
大切に育ててきた
サボテンに少し似た
葉が何枚も重なるような種の植物が
下記の写真のとおり焦げて
枯れてしまいました。
徐々にやけどのように
その葉に茶色の斑点を
つくっていったのですが
ここまでの姿になるとは
想像もせず。。。
おそらく水のやり方も悪かったのでしょう。
ここまでの陽射しがある場合
たとえ、早朝とはいえ
朝の水やりはむしろ逆効果だと
おっしゃる方々も多いです。
昨年、都内で出会った友人に
一緒に眺めた少し変わった色彩だと
思い込んでいたアジサイの花が
実は、焦げていることを聞き
衝撃を受けたのですが
そんなことは当たり前のように
ここ長野ですら
あちらこちらで茶色く焦げた花々を
目にしています。
今夏が特別なのか、私が
特別に気になるのかは謎ですが
これはひと夏を無事に越すのも
大変だわよ~という感じです。
植物は、こうした体を見せても
根っこさえ生きてしっかりしていれば
見事な復活劇を遂げてくれます。
一旦、応急処置ですべての葉を
採ってあげないといけないのでしょうが
いずれ陽射しがおさまってきた時分に
また幼葉を出してくれることを願いつつ。
玉ねぎの皮のように
何枚も重なるサボテンのような
厚い葉を持ち
白く大変美しい花を
その葉の重なる間からそっと咲かせる
愛らしい植物でした。
私たち人間も
今は多少ペースを落としでも
体力も気力も温存することを心がけ
しかるべきときに
スパートできるようなペース配分で
健康な心身と思考を保ちたいものです。
それにしても
”不要不急の外出は控えましょう”
のお達しをニュースで
わざわざ言わなくてはならないほどの暑さ。
どうぞ夏の真っ盛りを
皆さんも健康にだけは気を付けて
ご自身のペースで
休み休み進まれますように。。。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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