こむぎのおいしいおかし キツネ

 

今月のお題の2つめです。

心と身体(運動すること)。

言わずもがな、大いに連動しています。

 

私自身が、人生でまさかの
完全ノックダウン状態を経験した際

回復に大きな力を発揮したのは
毎日のトレーニングでした。

 

子供の頃からスポーツばかり
やってきていた人生でしたが
過去に築いたものは
いつまでもそのままであるわけでなく。

 

社会人になって不規則な勤務態勢のなか
たまに深夜に皇居の内堀を
ランニングする程度のことすら
しなくなっていって

気づけば忙しさにかまけて
運動することから遠ざかってしまった
当時の私がいました。

 

それでも、若い頃に
身体に刻んだ感覚だけは
どことなく覚えていることから
そこに安住して負荷をかけ続け

最後はとうにスイッチの切れた
身体の状態を
気力(精神力)だけが
支えているような経験をしたことがあります。

 

人生の中で大きな挑戦を
いくつも重ねている時期でした。

 

その気力も、しばらくして
体力のスイッチが完全に切れたとき

まさかとは思いましたが
引きずられるようにして
共倒れしてしまいました。

体力がどうであろうと
強靱だと思っていた精神力は
意外とそうでもなかったのです。

 

その時に、初めて
心と身体が連動していることを
身をもって経験した気がします。

 

そして、心身が共倒れして
意識を失ったような状態から
回復していく過程を手伝ったのは
まずは日々、運動して
体力を戻すことからでした。

 

運動は強力な効果を持つ
滋養強壮剤のようなものだと
実感しています。

健康、寿命、エネルギーに至るまで
すべてを強化できる

そう言っても
過言ではないかもしれません。

健康であることは
幸せと平和で穏やかな日々のための
基盤となる大切な足場です。

 

運動が生活と
切り離されてしまうのではなく

生活の一部として溶けこむことが
大切なのだと思っています。

 

運動とは
別の表現で言い換えると

意識を身体に集中させること
と言えるかもしれません。

 

頭でっかちに考えてばかりの時
あるいは
胸が何かしらの感情に
占拠されているような時

複雑な考えや感情をシンプルにし
本来のご自身の声を
聴きやすくするためには

身体を使って
身体に意識を集中させることです。

 

身体に意識を集中させると
雑念がなくなります。

 

運動することで
身体に現れる現象は
実に様々です。

 

心拍数が高まり
筋肉に酸素をより多く、そして早く
循環させることができ

細胞内に溜った毒素を除去しようと
1回ごとの拍出量が増加します。

 

多くの酸素が血液に送られ
毒素を排出するため
呼吸数が増加していきます。

さらに運動の強度を増すと
発汗作用があり
体温そのものが上昇します。

だんだんと身体に活力がわき
心の状態が整っていくのです。

 

誰かの真似をしようとせずとも
ご自身の今現在の身体と心の声を聴き

出来ることから少しずつ
自らが健康になるための習慣と体質を
日々の暮らしの中で無理なく
つくっていけるとよいですね。

 

私も今日のブログを綴りながら
改めて、心身の繋がりを意識し
できることを無理なく
やっていきたいなと思いました。

 

ちょっとした軽い動きでも
続けてやっていけば
運動になります。

 

続けていると習慣が変わり
体質が変わっていき
おそらく少しずつ人生も
変わっていくのではないでしょうか。

 

【2023年7月のお題-2】「心と運動に関係する情報を、教えてください」

 

◎写真はサブレの入った缶に描かれたキツネさん親子。こんな風に身軽にひょいひょいっと飛びたいものです。。。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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