当ルームには小さなお子様も
お越しになることが多いです。
主訴を持つ、いわゆる
クライエント様にあたるのが
幼稚園や保育園あるいは
低学年の小学生といった
お子様だったり・・。
そこはそこで
なんとも愛らしいのですが
「ちぇんちぇい(先生)と
おはなち(お話)ちゅる」
と言った後の時間は
ずっと一緒にその内容とは別の
お話しながら
ピアノを伴奏して
歌を歌ったり冒険したり・・
次々と部屋や家の中にある
いろいろなものに
興味を示しては
「あれなぁに、これなぁに」
といった展開になることも多く
いやはや・・なのですが。
年齢も気質もいろいろな
小さなお子さんの
その時々のお気持ちとも
小学校高学年~大学院生までの
学童、学生さんたちと同様に
向き合わせていただいています。
親御様とお話をしている間に
目に付く門内の庭へ出て
戻ってくるなり
ちいさなお花を
摘んでらしたお子さんも
何人かいらっしゃいました。
そのほとんどが
自ら進んでお話することが
できなかったり
目立って言葉を発さない
お子さんたちでした。
私の手に
摘んだちいさな花を乗せるので
頬を近づけて御礼を言うと
すり寄せ返し
うれしそうに笑います。
私たちは言葉を用い
たくさんの表現の術を得ていますが
それ故に、時に言葉だけが
上滑りしているような場面も
出てくるような気がします。
非言語の表現だったり
あまり多くを語らない
いえ、語れない
その部分にこそ
お相手が
無意識に発するものであれ
意識的に発するものであれ
大切なメッセージが
含まれていることもあって。
時々、”言葉を用いる”
ということについて
深く深く、考えさせられる
瞬間でもあるのです。
心がそのまま言葉に乗って
その真意を
相手に伝えていくこと。
年齢を重ね
知恵がつけばつくほど
難しくなってしまうのは
なぜなのでしょうね。。。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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