ご夫婦やカップルのうち
どちらか一方が
別れを決意している場合。
一時的な感情などではなく
努力してきたけれど
どうにもずれは埋まらず
調整しようがない
また、関係性が
修復できないほどに
損なわれており
今の段階では
事態の改善は見込めないと
気持ち面でも
納得してしまっているケースは
「別れない」という
選択をすることが
難しかったりすることもあります。
心のどこかには
かつては、ものすごく相手を
好きだったご自身もいて
猛烈に惹かれ愛した記憶や
感覚もしっかり残っている。
けれども、別居のように
婚姻関係を結んだまま
互いの距離を置き
個々が改善のために
努力することをもはや望めないほど
心は決定的になっており
これ以上一緒にいることで
かつて愛したその思いまで
削られていくような気持ちになるのは
耐えがたく、キツいというのも
理解できるような気がします。
関係を解消するにあたって
特に、夫婦関係においては
その後に続く、経済面など
様々な不安を
喚起することにもなります。
その不安を抱えながらも
あえて別れの選択をし
自分自身が納得のいく人生を
一歩、踏み出し始め
初めて自らの生きる力を実感し
自分で人生の舵を切る感覚を
得られる方々もいらっしゃいます。
一旦、関係を解消する
つまり
別れを選択することで
関係性を保ったままでは
うまく改善できなかったことを
互いの縛りを一旦、完全に解き
それぞれの人生を生きて
成長や進化を図ることで
かつての関係性に変化を生じさせ
よりよい関係として改善させる。
そうした選択もあるのだなと
様々なケースを扱いながら
日々、感じさせていただいています。
◎写真は安曇野市ではよく見かける夫婦を模した双体道祖神。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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