医学的な側面に限らず
スポーツやヨガといった実践を通して
私自身も呼吸の大切さを
学んで活かしてまいりました。
呼吸を通して身体を眺め
コントロールする感覚は
とても大切なことだと思っています。
ただ、呼吸だけで
私たちの身体反応のすべてを
コントロールできるかというと
そうでないことも確かです。
以前も、ブログに綴っていますが
私たちの身体は絶妙かつ
完璧なバランスで成り立っています。
数十兆もの細胞が
互いに自発的に調和し合いながら
足りないところを補い
多いところを減らしている
自然治癒力などは
その最たるものでしょう。
私たちが、どうにかこうにか
コントロールしようとしたところで
身体には
コントロールしきれない部分もあるのだ
と認めることも
大切になってくることと思います。
身体と心が連動して
非常に精緻な身体の構造を
担っているのですから
ある部分(部位)だけに注視すると
バランスを失っているように
感じられることがあっても
実は、その部分(部位)だけでなく
全体を眺めると
もっと大きな構造のなかでは
そうなることが必要なことも
あるのかもしれません。
自分で心身をすべて
制御しようとすることを
一旦、手放して
身体と心が発する
メッセージを受け取り
全体の機能として
大きな視野で眺めてみることも
実は、最も自然に
コントロールできている感覚に
近い状態なのだということも
私自身、日々のセッションを通し
改めて実感しています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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