一昔前、そうはいっても
そう遠くない長野に来たばかりの時分。
朝~晩までお菓子を作っていた
時期があります。
それには、そうする理由が
あったのですが
明けても暮れても
お菓子やパンを職人さながら
製作していた懐かしい時間です。
味が気に入ったという
知人や友人から
生来、手先が器用なことも手伝い
ラッピングセンスを含め好評で
お遣い物として注文されたり
していたものです。
ここ数年は特に
まったく離れてしまっており
我ながら
音楽活動といい、菓子作りといい
自分の人生その時々の
はっきりした
優先順位の在り方に
苦笑いしてしまう時もありますが
最近は、テンポが速く
量も密度も大変多く濃い
仕事を毎日こなしながら
生きた学びを刻むという
なかなか心身にとっては
密なスケジュールにも
「高山トレーニング」さながら
慣れてきたのでしょうか。
美味しいコーヒーを飲みに
カフェに出向いたり
食べたい物を目指して
隙間時間には脱走したりと
これまでも
時間がとりにくいながらも
それなりの気分転換を
楽しんでおりましたが
今、一番やりたいことが
また、”菓子作り” と
頭に浮かんだことに
少しホッとする私自身もいます。
高山トレーニングに慣れ
負荷がかかりがちな生活でも
しっかりリフレッシュでき
心身を管理しているうえで
時間と根気を要する余暇を
楽しみたいという
スペースが自分にできたのだなと
とてもうれしく思っています。
クライエントさんたちには
「先生は、いつ寝ているんだろう?」
と推測されたりしていますが
いやいや、充分過ぎるほど
寝てますし
息抜きもしています。
そこに、手間のかかる
クリエイティブな作業を
限られたわずかな隙間時間に
あえてやってみたいという
ある種の余裕が出てきたことが
今は何よりも
うれしく思っています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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