『部屋がきれいで心がすっきり』
こんなメッセージを目にすると
ドキッと文字通り青ざめる
築年数70年を優に越す現在の住まいには
細かく言えばいくつも
ハッキリと自覚するものは一部屋あります。
当時は1ヶ月程度の滞在で済むだろうと
想定してやってきた長野の父方生家。
新しい職務に就く父を母に代わって助け
完全ノックアウト状態の母を
ある程度の回復まで看れば済むつもりが
あれから月日は流れ10年以上。
様々な体験や思いをして現在に至っていますが
気候をはじめ慣れないなりに
環境にも徐々に心地よさを見つけ
いつの間にか
大切な場所となっていました。
だからこそ、臨時の仮住まい気分で
普段遣いでない荷物が
「いつかのために」
そのまま段ボールに入ったまま
和室一室を占拠し積み上げてある状態を
なんとかしなくては・・と改めて焦る。
気が遠くなりそうな段ボールが
お恥ずかしい話
そのまま、まだ30数個も
積み上げてある状態なわけです。
中身は大量の和洋書の辞典や書籍をはじめ
普段使いではない食器や調理器具
はたまた花器、文具類などなど。
「いつかここを発つときに
再梱包は面倒くさいな」
この言い訳も、さすがに
重ねた段ボールが形をなさなくなった今
通らない気がします。
冬が来る前に手をつけよう。。。
今の日常サイクルのどこで
この作業ができるのか一瞬考えましたが
明日にでもすぐに
ここを追い出される想定でやれば
何とかなるか・・・。
こうやって思い立って片付けに
手をつけ始めた途端
すぐにでもここを発つような
新しい人生の転機が舞い込んだり
するものです。
今のところ拠点となっており
少しも離れたくはないのですが
そうなったらそうなったで
ここへ仕事で定期的に通うことにするなど
流れに任せてみるのもよいのかも。
本格的な冬を迎える前に
見かけた知人(専門家)の文言で
突然、我にかえって焦り
固い決意をする秋分の日の朝です。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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