相談室のルームを自宅に
設けるようになって
約1年近くになります。
正式に告知を始めたのは秋に近い
時分だったと思うのですが
毎日ここへ誰かしらが集い
心を軽くして本来のご自身を取り戻し
日々の主戦場へと
再び戻っていらっしゃる
いわば、浄化の場のような
存在となっています。
いつの間にか家の中でも
役割分担ができて
指示をするまもなく
お越しになる方々が
少しでも心地よい空気に触れ
洗われたような気分になって
帰っていただけるよう
心を尽くすようにしています。
お茶やコーヒーを煎れるための
お湯をお一人お一人
いらっしゃる20分前に
弱火でかけ始めるのが母
眺めによって救われると
おっしゃってくださる方も多い
庭の手入れをしたり
付随する玄関を基本、毎朝
掃除するのが父
といった具合に細かく
役割分担が自然に出来ていて
お一人お見えになる前に
それぞれのポジションで
おもてなしの準備に入るわけです。
換気やアルコール消毒による清掃
盛り塩やお香焚き
また、生けた花の水変えや手入れは
私がやっておりますが
そうして早朝から準備に入ると
心構えができていくようで
ある種の儀式であるような
気持ちにさえなってきます。
訪問カウンセリングで出先に
出向いていたり
合間に出張や授業など
所用を挟んでですと
連携プレーがなおさら必要で
冷暖房のON/OFFといった
非常に細かなことまで
訪問者がいらっしゃるのに合わせて
自然と動いている気がします。
意図せず、そうして心をかけたことが
いらした方のお気持ちを軽くしたり
呼吸が楽に深く入るようになったり
あるいは玄関をくぐるまで
頭痛がひどいとおっしゃってらした方が
セッション終わる時分には
呼吸が楽で
頭痛がなくなっているとおっしゃる。
当ルームでは、水晶玉も壺も
販売しておりませんが(笑)
おそらくこの土地からの気と
今できる範囲で無理なく
住まう者たちが協力して
「セッションの場」を
創りだしていることが
こうした安心感と安らぎを覚え
自然と呼吸が深くなる
空間を生み出すことに繋がっている
のかもしれません。
いつまでもこの体制が続けば
よいと心から思いますが
住まう人々は年齢を重ね
時代も見える景色も
また私自身を取り巻く環境も
だんだんに変化していくのが常。
そう考えれば考えるほど
”今” という瞬間と
関わるすべての人々やものごとに
心からの感謝がわきがってきます。
こうして、お目にかかる皆さんを
日々、心地よくお迎えできることに
改めて感謝しつつ
いっそう「今」を感じて
いただいたご縁を大切に
今日もまいりたいと思っています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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