カミツレ畑の向うから現れた親子さん。
安曇野市に隣接する北安曇郡池田町の
”七色カエデ” で有名な大峰高原です。
近くであった所用ついでに
「ちょうど今時分だったなぁ・・」
とふと思い出すや否や
予定と時計を何度か確認し
帰宅途中の車を山へ向け運転しはじめ
昨年に続き本年も立ち寄ってみました。
暑いほどに晴れあがった
6月最初の週末は計らずとも
昨年はコロナ禍で中止だったという
2022年のカミツレ祭り初日でした。
祭り初日が16時に終わり
静寂を取り戻していた敷地内で
小さなお子さん二人を連れた若いお母さんに
距離がありながらも会釈されたとあって
その場所の周囲には他に誰も
見当たらないことをいいことに
手招きしながら大きな声で応えてみます。
「ツリーハウスがあるんですよ!」
親子さんが走って駆け寄ってきます。
感嘆の声を上げ
ツリーハウスの階段を登っていく
3人の様子を眺めながら
ドアを開いたデッキから
満面の笑みを覗かせる姿を確認し
子供たちに大きく手を振って
その場を後にしました。
広いカミツレ畑を
自由自在に駆けめぐり追いかけっこをする
子供たちの愛らしい笑い声が
林の中じゅう響き渡ります。
なんて平和なひとときなんでしょう。
自然の中に入ると
人の心は否応なしに開きます。
こちらが心を開くと
自然はそこに新鮮な気を送り
様々な思いや感情を
時に手放すことさえ手伝ってくれるよう。
しばらくして、やはり県内は
北部の市からいらしたという
南米系の名前をお持ちの
国際結婚であろう
ご家族がやってきました。
流ちょうな日本語を話すお父さんが
ニコニコ話かけていらっしゃいます。
「ここをさらに1kmくらいあがって行くと
見事なカミツレ畑ですよ!」
そう教えてくださいました。
しばらく会話を交わした後に
昨年は知らなかった
もう少し上のエリアへ出向いてみます。
祭りの本会場はそちらだったらしく
まだ何組かの観光客や家族連れが
残っていらっしゃいました。
広大なカミツレ畑からは
半端ない猛烈なカモミールの香りが
むせかえるほどに漂ってきます。
私はカモミールが好きなので
もう夢の世界にいるかのような気分!
まるでカモミールのハーブティの中に
浸かっているようです。
言葉から察するに
関西からなのでしょうか。
若い女性たちが畑の中で
撮影を繰り返しています。
鮮やかな洋服の色彩が
白いカミツレ畑にとても映え
そんな光景を横目にすることすら
夢心地でした。
カミツレ畑の向こうに
普段眺めている北アルプスとはまた違う
長野市や上田市方面の山々が
顔を覗かせています。
人の声や笑い声すら心地よく感じる
自然の中でまっるきりの素にかえり
童心さながら心を躍らせる場所でした。
ひゃっほっほ~~~い!
皆さんが童心にかえったのはいつでしたか?
素敵な週末をお過ごしください。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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