蓼科バラクラガーデン 白いベンチ

 

まだ母がほぼ毎日
しかも終日伏せがちで
何もかもが
大変だった時期のことです。

 

私が風邪っぽくて
調子が悪いことがありました。

 

父はまだ仕事をしていたので
「私がやらなくちゃ」」と
それでも動きます。

 

風邪を悪化させて
ついぞ寝込みます。

 

「私がやらなくては誰もやらない」

 

そう思っていると
忙しいはずの父が
キッチンに立ったり
掃除をしてくれていました。

 

できないと思っていたのに
やっている姿に驚きます。

 

数日休んでいると
それでもやらずにあることも
目に入るようになりました。

 

そこはあえて
「○○をお願い」と
きちんとお願いすると

忙しいながらも
ちゃんとこなしてくれます。

 

「私が~しなくてはいけない」

そう思い込んでいたのは
私だけだったのかもしれません。

 

私の分担が空いてしまっても
自然と埋めてくれる人がいて

そうでない部分も
きちんとお願いすることで
果たしてもらえる。

 

家事でも職場の仕事であっても
周りに家族や仲間がいる限り

「本当はこうして頼れるときは
頼っていいんだった」と

改めて感じるできごとでした。

 

心のスペースは
自分で作れるのだと思うと

一人ですべて抱えようとしていた
荷がふっと軽くなった。

そんな瞬間でもありました。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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