動物に触れていると
やさしい気持ちになるのは
どうしてなのでしょうね。
”アニマルセラピー”
という療法が
認知症やうつ病の改善にも
期待されており
あちこちで試みられている
昨今です。
医療や福祉施設
あるいは教育現場などでも
動物を用いた各種療法が
用いられているようですね。
病気や疾患に限らず
ストレス解消
リラックス効果
感情表現の豊かさ
情緒の安定
意欲の向上
といった
日常生活における
ストレス減少にも
効果が見込まれているのだとか。
ペットを飼う方なら
その効能については
感覚を通して
よくご存知かもしれません。
身近な動物では
犬や猫と
なるのでしょうか。
私は長野に来てから
両親が飼っていた老犬を
失くして以来
動物を飼っていません。
けれども、どのお宅を訪ねても
犬にも猫にもなぜかベタベタに
好かれます。
いつも大人気で
「モテてうれしい!」
と思いきや・・。
先日おもしろい記事を見つけました。
主に猫に関する記述でしたが
猫はヒーリングの要素を備えた
動物とも言われていて
エネルギーが弱っている人には
自分が接することで
プラスのエネルギーを与え
エネルギーが過剰の人には
接することで
中庸をとるよう
ヒーリングをしている
のだとか・・。
なるほどなぁと思いました。
一昨年、戦争に関する講演と
ピアノ演奏を依頼され
お世話になる主催者のお宅に
前泊したことがあります。
飼い猫のふとっちょな
美しきハンサム猫くんが
夜な夜な和室のふすまを開けて
まるで儀式のように
寝ている私の手や胸に
見事に順番を狂わさず
何度も何度も
乗っていたことを思い出します。
当時の私は本格的な
社会復帰をし始めた時分で
毎日、ヘロヘロでした。
心のパワーはあるようで
身体が結構しんどい状態だった
ように記憶しています。
和室をお借りしてやすんでいると
深夜 0 時くらいから
勝手にふすまを開けて
ふとっちょにゃんこが
「失礼いたします」と
言わんばかりに
お座敷にいらっしゃいます。
ふすまの開け閉めを自ら行い
そのたびに出入りしては
順番通りの動作を私の胸の上で
こなすこと何十回。
結局、本番を控えているものの
にゃんこの気配を感じる度に
起きているので
朝までほぼ貫徹でした。
ところが、翌朝目覚めると
これが最高に体調が良いのですね!
ビックリしました。
件の記事を読んだのは
ずっと後のことでした。
結局、ハンサム猫くんは
私の弱ったエネルギーや
疲労を感じとり
癒していてくれたのだなぁと
納得しました。
モテていると思いきや
お疲れモード満載で
動物たちがこぞって
癒そうとしていたのかも
しれませんね。
動物をお宅では
飼っていない方も
お嫌いでなければ
たまに、ペットショップや
ご近所をお散歩中の犬や猫に
少し触れられてみるのも
良いかもしれませんね。
動物が苦手な方は・・
ほら、お隣に
愛すべき癒し人が
いらっしゃるではないですか。
互いの手のひらを
マッサージし合うだけでも
癒しの効果はあります。
触れ合いは動物に限らず
人間同士でも大事ですものね。
生命の鼓動があり
温かな体温をもつ
生身の ”生き物”との
触れあいが
何よりの癒しになるのですから。
関連ブログ 「去りゆくもののぬくもり」
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