こっぴどく親(周りの大人)に叱られ
口もききたくないとふて腐れた経験。
どんな方にも覚えがあることと思います。
私たちは子供の頃から
叱られることがまるで仕事のように
親(周りの大人)から大小さまざまなことで
叱られてきました。
ある程度年齢を重ねたある日、ふと
”あれは叱られていたのではなく
守られていたのだ”
と気づきます。
それが解ってしまうことも
どことなく寂しくて・・・
思いきり叱られ泣いていた日々が
時々、猛烈に恋しくなったりするのは
どうしてでしょうね。
3月も半ばになると
国内のあちらこちらで
巣立ちのシーンを見聞きします。
送り出す親御さん
新たな世界や生活へ
眩いばかりの希望を胸に
巣立ってゆく成長されたお子さんたち。
そうして若さ溢れる彼らも
この先のいつかある瞬間に、ふと
”自分は叱られていたのではなく
親や大人に守られていた” のだと
気づくときが来るのでしょう。
親はいつまでも親で
いずれ老いてどのような姿になろうと
決してその立場が逆転することはない
子にとってもかけがえのない存在だと
改めてしみじみと
静かに悟る日がくるのだと思います。
”親(周りの大人)に叱られる”。
なんだかものすごく
大きな愛で包まれていることなんですね。
3月に巣立つすべての若者の皆さんに
心からのエールを送りつつ
少しだけおセンチな気持ちになりました。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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