先日、立冬の日に
天気予報に従い
庭の花々を玄関に入れた話を
綴ったばかりでした。
予報ではさほど低いとは
言っていなかった今朝の外気温も
実はマイナスだったようです。
庭で咲く、各種小菊たちが
霜に濡れている様子は
なんとも季節感が漂います。
”軒下か屋内にしまえばよかったな”
そんなことを
一瞬だけ思いましたが
思い直しました。
屋内で育てる観葉植物以外
外で生息する植物には
それなりの耐性があり
生きる力は備えているはず。
冷えた早朝に
表に出て確認した
鉢植えたちは
何事もなく朝露に葉や花を
濡らしていました。
人も同じですが
手を出しすぎると相手の本来の力や
学びの機会を奪うことになる。
これは親子(家族)
パートナーといった
近しい関係性であればあるほど
当てはまることが多いかもしれません。
それぞれの境界線が曖昧になり
当人たちは気づいているも、気づかぬも
依存や干渉となりやすいことも
あるかと思います。
また、近しい関係性でありながら
今度は、現在の状況が
正確に見極めきれていないまま
また、加減がわからぬまま
ただ「相手のため」と思い込み
まるっきり、ある意味
極端なほどに
突き放すような場面も
よく見られるケースかもしれません。
どんな時も、どんなことにも
人と人が織りなす関係性には
模範回答など一つもなく
その時々の相手を
また、自分自身を
そして双方の現時点での関係性を
しっかり見極め
”「今」大切なこと” を
あれこれ試しては
自ら選択してゆくしかないのだろうな。
そう考えています。
誰一人同じ人はなく
お一人お一人に異なる人生があり
その舞台でその都度
感じる心もそれぞれにある所以
なのだと思っています。
どれほど身近な関係性であれ
まずは一人一人が
別個体であることを大前提に
そのお一人お一人を
きちんと理解したうえで
今の状況に際してできることを
(状況や段階ごとに)
皆さんと一緒に私も考える毎日です。
タイトルに綴った
”在り方” なんて
本当は何一つないのだと思います。
◎我が家の庭のあちこちに様々な小菊が発色のよいビタミンカラーを放っています。霜に濡れても強く寒さにも耐性がある菊の花は冬が近づきつつある秋ならではのシンボルかもしれませんね。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
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