秋ならではの食材に
きのこがあります。
長野に来た当初から
親しくさせていただいている
松本市内のレストランの
シェフが主催なさる
『きのこ狩り』なるものに
お声掛けをいただき
参加したことがあります。
季節は
きのこをイメージする
秋ではなく
夏真っ盛りの7月だったように
記憶しています。
県内は南信、伊那市まで
運転して出向き
界隈の公園に集合して
きのこに詳しい識者を伴い
他のレストランのご贔屓様と共に
毎年実施しているという
『きのこ狩り』に参戦でした。
地域の市民が集う
広い公園内の森林で
きのこ狩りができてしまう点が
長野の良さ、素晴らしさ
という感じでしょうか。
母のリハビリを兼ねて
申し込んだものの
当時の母は
春風が吹き始める時分から
GW前後の時季になると
ほぼ、毎年もれなく
心身の具合を崩し
挙句には夏いっぱい寝込んでしまい
病院で療養生活と
なってしまっており
ピンチヒッターで父を伴い
二人で真夏の炎天下を
無我夢中できのこ狩りをしたことを
懐かしく思い出します。
夢中になって採取した
大量のきのこを
皆さんで公園内にある
屋外休憩所のテーブルに並べますと
専門家(大学の教授だったと思います)
をはじめ識者の方々が
一つ一つチェックくださいました。
その結果、OKが出たきのこを
もちろん各自、収穫分
持って帰れるのでした。
我が家のチームは
ものすごい量を採った割に
OKが出たものは
大変少なく
苦労した割には
報われ度は低かったものの
きのこの先生に
いろいろ詳しく説明と
お話を伺いながら
自分たちが採ったきのこについて
その生態を知ることができたので
それだけでも満足でした。
なかなかない機会ですもの。
昼前には終えたきのこ狩りで
収穫したきのこを持って
母の入院する病床へ向かい
きのこの先生方に伺った
内容を伝えながら
どんな風に調理をしたら
美味しいのかを母に訊ねて
その日の父と私の夕食や
翌日の朝食の献立を決めて
帰ったことが
先日のことのようです。
お味噌汁や、炒め物
ご飯に用いるなど
いろいろにアレンジして
美味しくいただくことができました。
長野では
きのこのある毎日の食卓は
当たり前ともいえるほど
馴染み深い食材だと思います。
安価で良質なきのこが
たくさん手に入るとあって
秋以外でも
きのこを用いる機会は
多いように感じています。
これからの季節
様々なきのこを使って
美味しく、健康的に
菌活をしたいと思っています。
菌活も大事ですが
日中以外は暑さもだいぶ
落ち着いてきているので
少しでも身体を動かして
菌活だけでなく「筋活」も
大切にしてゆきたいものです。
私の場合、まずは
基本中の基本
日々の生活で歩くことから
でしょうかね~。
身体や心に
季節的なリセットをかけて
来る長い冬に備えて
調和のとれた健康な心身を
作っていきたいものです。
◎写真は、都内での仕事の合間に出先の麻布十番で食した懐かしい馴染みの洋食屋『グリル満天星』さんの季節のお料理「ポルチーニクリームのハンバーグステーキ」。きのこたっぷりで秋を感じる味わいと、仕事と仕事の合間のわずかな時間に合流してくれた友人と笑顔で食す美味しい時間にパワーをいただいた気がします。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
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