はしらのきずは
おととしの
五月五日の せいくらべちまきたべたべ
にいさんが
はかってくれた
せいのたけ
・・・
(童謡『背比べ』 作詞:海野厚 作曲:中山晋平 より)
ちまきにも
米粉のお餅を包んだものから
おこわを包んだものまで
様々な種類があるようです。
我が家では
都内は荻窪の邸宅と
長野市の邸宅とを
行き来しながら暮らしている
母方の叔母が
この時季になると
長野の家の近所の山へ
ご主人が笹の葉を採りに行ってくださり
大変手の込んだ
美味しい、美味しいちまきを
お持ちくださいます。
昨日のうちにご主人が
笹の葉を採りに出かけ
その笹の葉を使って
今朝、5時から五目鶏おこわを
ちまきにして作って
持ってきてくださいました。
枯れてしまう前の
育ちきった笹の葉は
今が使い時らしく
丁寧におこわを包み
蒸して完成したものを
毎年たくさんお持ちいただくのです。
例年は8月が主だったように
記憶していましたが
今年は異常なまでに
暑かったこともあってか
9月の葉がベストだったようです。
たいへん美味しく
過ぎゆく夏と初秋の訪れ
季節の変り目を感じながら
本日のお昼にいただいております。
気づけば、こうした手の込んだ
季節のお料理はもちろん
かつては、この時季恒例だった
栗やかぼちゃ、芋を使った
お菓子などを
手間暇を掛けて作ることから
何年も遠ざかっています。
冬のリンゴを使った
菓子やパンですら
簡単にできるものに至るまで
やっていなぁ・・と
改めて、いただいたちまきの
美味しさと手作りの温もりを
感じ取りながら
手作りのよさを
しみじみ味わわせていただいております。
皆さんの秋の味
どんな味覚を
楽しまれていらっしゃるのでしょうね。
夏の疲れを吹き飛ばすよう
美味しく召し上がって
秋冬に向けて
健やかに身体と心を
回復させていただけますように。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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