戦争だったり
自然災害だったり
大きな事件・事故だったり
「あれから何年」という
節目の言葉をメディアをはじめ
あちこちで見かけます。
関連ブログの一部より:
『あの日』
『上書きされる毎日とあの日』
これまでも、こちらのサイトに
毎日綴る当ブログでは
そうした節目とて
当事者にとっては
「あの日」から続いている
日常の延長であり
それを経験していない
私をも含めた
当事者でない者たちが
”あれから何年”という文字面だけで
さも、わかったかのように誤魔化せぬ
様々な思いが
当事者の方々にはあることも
同時に綴ってまいりました。
当事者の痛みを知れば知るほど
むやみに使えない言葉だとも
私自身は取材を通して感じています。
けれども、この節目があることで
誰もがその瞬間だけでも
あの時、あの瞬間へ思いを馳せ
当事者である方々へ
思いを寄せることができているなら
そして、そこから
どのような未来の構築が必要であるかを
考える機会となっているのならば
とても大切な意味をも
持つのかもしれないとも
感じるようになってきました。
私たちが日々を楽しく
それぞれの心が幸せであるように
過ごすことは
何一つ悪いことではないと思います。
傷ついた誰かを常に想って
傷んだ大地や街を常に想って
自らの喜びや幸せを
日頃から抑えて過ごすよう
あえて心がける必要はないように
個人的には考えています。
むしろ、お一人お一人の生活は
平和と安寧に充ち
何気ない日常の一コマを
喜びに充たし、幸せを覚え
過ごしてゆくことが大切だとも
感じています。
歴史の節目
災害の節目
悲しい出来事の節目
といったタイミングで
何事もないかのように
楽しく過ごしている人々が
何も感じていないわけでは
ないと思うのです。
それどころか、心の中で
そっと祈りを捧げていることを
心のどこかで知っている
いえ、信じているとも
言えるのかもしれません。
それぞれの感じ方を大切に
何が好いも悪いもなく
過去や起きた出来事へ
思いや意識を向ける時間が
時を違えて思い出すことも含め
節目が訪れる度に
ほんの少しでもあることが
何よりも大切なのだろうな
そう感じる
79年目の8月9日です。
投稿者プロフィール
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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