毎日、様々なクライエント様と
向き合うなか
その方々の心のひだが
お一人お一人咲かせた花の
花弁のように感じることがあります。
我が家の庭では
ここ数日の暴風雨を経て
華やかさを誇っていた芍薬の花が
各所、だいぶ散ってしまいました。
株の種類にも拠りますが
我が家の芍薬は細かな花弁が
所狭しと詰まっているタイプ。
散るときは、ハラハラと
静かに音もたてずに
その花弁を落としてゆきます。
私たちが心に抱える
穏やかでない思いや
物事の感じ方、捉え方
思考パターンをも含めて
かつての自分には
それらが支えとなっていた
のだとしても
今の自分には
既に不要となった要素を
手放してゆくときも
意識して手放そうとするよりは
ご自身の人生を巡る
その時々の流れに従って
気づけば手放せていたというのが
自然の理だったりするのかもしれません。
自らの足元に落ちた花弁を眺め
あるいは手に取り改めて触れた
その花弁一枚一枚の
本来の柔らかな質感を
感覚を通して感じ尽くし
感謝をして
その花弁に乗せた
これまでの思いや思考と共に
手放してゆく。
ふと、ハラハラハラハラと
繰り返しその花弁を落としゆく
芍薬の花を眺めて
そんなことを考えていました。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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