木の器とコーヒー

 

人生の道のりが
どんなときも望む通りであったら
どれほどよいでしょう。

 

それでも、生きるということは
様々な課題を乗り越えながら
起こる事象や関わる人々を通して
自分という存在を知っていく
旅路なのでしょうから

時に、抱えるもので
いっぱいいっぱいになって

余裕がなくなってしまうことも
歩み行く道のあちこちで
生じることと思います。

 

いっぱいいっぱいになってくると
まずは、気持ちに余裕がなくなるので
何もかもが面倒くさい。

そういう気持ちになりやすくなります。

 

お話を伺っていると

もう、何もかもが面倒で
どうでもいい・・。

本来、大切な存在の相手や
周囲からやいのやいの
言われることが

耐えられないほどの雑音に聞え
自分を苦しめる苦痛の元としか
感じられなくなる。

 

そんな訴えを伺い知ることも
かなり頻度が高くあります。

 

ご自身の気持ちとの
意思疎通ですらも
分断されているので

自分が何をどう感じているのか
それらをどうしたいのか

何が苦しくて、面倒なのかすら
わからなくなって
ずべてがもう面倒くさい

そういう気持ちになるのかもしれません。

 

そんな時ほど無理矢理にでも
一服のひとときを
たとえ5分でもよいから
設けてみましょうかね。

 

「もう、どーでもいい」

そんな気持ちに気づいたのなら

外へ出て空を振り仰いで
深く呼吸を繰り返してみたり

ティータイム、コーヒーブレイク

あるいは簡単ですぐにその場で
できるような運動
軽く散歩や走ってみる

好きなことに時間を決めて
少しだけ意識を向けてみる

などなど

いっぱいいっぱいになる前に
心や身体に小さな空気穴を開け

冷静にご自身を俯瞰できる視点を
ほんの一瞬でも保てるよう
心がけてみましょう。

 

その一杯が、その一時が
ご自身を本来の姿に戻してくれる
きっかけとなりますように。

 

お一人では手に負えない時は
いつでもここにおりますから
お話にいらしてください。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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