一人増して奏でる家族のハーモニーが
元の和声に戻っています。
あっという間の時間でしたが
夏の実習を終えた姪が
多くの方々との貴重な出逢いに恵まれ
たくさんの学びを得て
爽やかな笑顔を残して
彼女の日常に戻っていきました。
限られたわずかな期間であっても
共に在った人の存在感とは
思う以上に大きく
家のあちこちで見られた
愛くるしい笑顔と
柔らかくやさしい気配を
辺りに感じられないことが
途端に寂しく感じる
お彼岸間近でしょうか。
私自身も日本国内
また海外で・・と
人様の暮らしの中でお世話になり
一緒に生活をした経験があるため
家族以外でお世話になった方々の元を
離れゆく寂しさとは
また逆の立場を
感じさせてもらっている気分です。
家族同然となる感覚もつかの間
つい先程まで当たり前のように
そこに在った人が
既に日常の中にいないという
何ともいえない寂しさと
そこを経てまた私たちも
個々の日常へと戻っていく感覚。
そんなささやかな時間を経て
「人、一人の存在感」というものを
改めて実感しています。
時間の長短に関わらず
確かにそこに在ったという
紛れもない感覚。
ハーモニー(調和)というものを
考えるにあたって
人間一人の存在による ”重み” を
感覚を通して
学ばせていただく機会となりました。
様々なことを心に刻みゆく
まさにひと夏の思い出。
温かな感覚だけを残して
元通り、かつ新たな一日が
今日もまた始まっています。。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ