木曽地方の郷土菓子 朴葉巻き2023

 

先日所用で、木曽は奈良井宿まで
運転してでかける機会がありました。

 

仕事の合間とあって
安曇野からは片道1時間弱とあって
あまりゆっくりはできません。

 

木曽の漆器はとても有名だと
以前も何度かブログに
綴ったことがあります。

 

漆器祭りが行われた後の
静けさが戻った奈良井宿には
観光客の方々が
平日であるにも関わらず
戻ってきていました。

 

木曽地方の郷土菓子 朴葉巻きの中身

 

所用を済ませて帰ろうとして
奈良井宿から国道へ出ようとした時に
宿場町の目抜き通り脇の店の入り口に
『朴葉巻き』の文字を見つけます。

 

そうでした、そうでした!

昨年もちょうど今時分に
朴葉巻きという木曽地方の
郷土菓子について
綴っていたのでした。

 『人の手のぬくもり(季節の郷土菓子)』

 

毎年、ご近所さんから
お裾分けをいただいて食している
季節ならではの味。

 

買ってみようかなと
お店へ出向くと慣れた口調で
お店の品のよさそうな奥さんが
こちらの問いに答えながら

「1つ190円、おいくつにいたしましょう?」

と訊ねてきます。

 

ハサミで繋がった葉の根元を
切って小売りしているようでした。

 

ええい、めんどくさいっ!
せっかくバナナの房みたいに
繋がっているのですから
まんま、それをいただきます。

 

初めて、自宅用に頂き物でなく
購入してみた朴葉巻き。

お店によっても個性があるのでしょう。

 

とても丁寧に包んであるところもあれば
そうでなく素朴さがウリのお店も。。。

 

お味は美味しく、よいので
見た目の好みの問題かもしれませんね。

 

米粉の素朴な味が
選んだ粒あんとも合って

中山道の宿場町を
脚絆に草鞋で旅をしていた時代に
戻ったような気持ちになります。

 

1年ぶりとなる朴葉の香り。

 

季節が巡り、昨年の今時分から
またさらに変化、進化している
自分の姿や環境にも気づかされます。

 

季節の食事やお菓子は
巡っていくことも手伝い

昨年の同時季の自分が
どのようだったのか

自らの成長記を振り返る
貴重な時間にもなって
感謝を覚えることをはじめ
しみじみとした気持ちになります。

 

来年はどのような気持ちで
この郷土菓子を
頬張っていることでしょうね。

 

木曽地方の郷土菓子 朴葉巻き

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
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