免許更新に出かけてきました。
こちらのブログでも
随所で綴っていますが
私は運転免許の必要性を覚えず
学生時代にその機を逃して
長野へ来た40歳過ぎで初めて
免許を取得するという
かなり遅くの運転デビューです。
長くなっても1~2年の滞在で
諸々の家族を取り巻く環境をはじめ
改善しようと思ったものの
思いのほか時間を要し
一旦、腹をくくって拠点を据える
となってからのことだったと思います。
最寄り駅から徒歩4~5分という
地方都市においては
大変ありがたい環境に
救われたこともあったものの
家族を病院へ連れて行ったり
見舞ったりがあまりにも頻繁で
その都度、本数が少ない
電車の時間に左右される
また、タクシーや他の代替手段がきかない
などが主たる理由でしたが
実は、これだけ広大な土地のあちこちに
眺めのよい絶景スポットがあること
また、素敵なカフェを見つけても
どこに行くにせよ
運転してくれる父と一緒に
でかけなくてはならず
遠方より友人や知人が訪ね来てくれるも
もれなくどこに行くにも
父がセットだったことが
「思いきって、免許取得!!!」を
促してくれました。
教習所での悪戦苦闘
伝説を連日生み出すヘッポコぶりは
散々、こちらにも綴ってきましたので
今回は控えますが
時間といい、お金といい
基準よりかなりオーバーし
教習所の校長先生はじめ
多くの教官、事務局の皆さんが
温かく見守り続けてくださったおかげで
やっとこの取得でした。
”無事に免許を取得して欲しいけれど
小松さんの姿を校内に
見なくなるのはすごく寂しいです”
とおっしゃった女性教官の
あったかな笑顔は
今でも忘れられません。
そこまで、苦労して取得した免許。
アイスバーンで滑ってぶつける
山道でまさかの速度オーバーなどなど
いろいろやらかしましたが
おかげさまで
ここまで大きな事故はなく
無事に運転できています。
あれだけ取得に苦労した日々を思うと
できるだけ長い時間
安全に、安心して運転し続けたいな
と改めて思ってしまいます。
以前、交通犯罪遺族の会の代表の方と
お目にかかりお話しを伺った際に
強く感じた「運転には責任が伴う」という思い。
こうして、免許更新の機会が巡る度に
初心に帰るはもちろん
もう一度強く意識し直せることが
何よりありがたいです。
無事に日々、何事もなく
運転できていることが
本当は多くの優良ドライバーさんたちの善意や
天運に助けられてのことなのだということ。
決して奢ることなく
安全に長く運転し続けたいと思っています。
”当たり前がありがたい”
しみじみ感じさせていただく
大切な節目でした。
【関連ブログ】
『初心者マーク』
『経験から知る』
『アイスバーンの怖さ』
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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