5月の頭に訪ねた市内の知人宅の庭に
ミヤコワスレが咲いていました。
ピンクと薄紫、どちらも
清楚で美しいものだなぁと
眺めてしまいました。
当ルームには
子育ての環境を考えて
あるいは
新しいライフスタイルを求めて
など理由は様々ながらも
長野へ移住されていらっしゃった
元々は都市部で非常に高いキャリアを持ち
第一線で働いていらした方々に
お越しいただくことも多いです。
皆さんそれぞれに
長野の暮らしを充実させようと
それぞれのスキルを活かしながらも
この自然と調和して生きる環境の中
日々、創意工夫を
凝らしていらっしゃいます。
私自身もそうですが
こうした自然豊かな土地に憧れもあるので
冬の厳しい寒さ以外は
心から満足しています。
環境に適応していくには
時に時間を要すこともあるかと思いますが
日常の暮らしの中に
小さな幸せを日々、発見し
それらを大切に育んでいるうちに
不安も少しずつ
消えていくように感じています。
心と身体が安心できる場所。
私自身、今はこうして調和のとれた
素晴らしい環境を
あえて離れることが想像できません。
けれども、こればかりは人それぞれです。
大自然に囲まれた環境だから
その人の心身にとって
よいというわけでなく
問うは「私にとって安心できる場所はどこなのだろう?」
なのだと思っています。
都市部の大勢の人の中にあり
スピード感があることに
心から安心を覚える方々も
いらっしゃるでしょうし
生活全般にあたって
効率の良い便のよい場所が
何より安心という方々も
いらっしゃることでしょう。
環境ありきでなく
ご自身、それも
人生の節目節目において
”安心して暮らせる環境”
というものを考えてみることも
よいのかもしれません。
どの場所であろうと
自分自身がそこに
光と生命の躍動感を覚えている限り
”住めば都”
私自身はそう考えています。
ミヤコワスレは承久の乱を経て
都から佐渡へ島流しにあった
順徳天皇の傍らに咲く
紫色(都をイメージする色)をした花から
生じた名前なのだとか。。。
どのような環境であろうと
ご自身が日々の暮らしに安心でき
生き生きとその力を
発揮できているのかどうか。
お一人お一人の心の声のみぞ知る
それぞれにとっての
「都(ミヤコ)」なのだと思っています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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