写真の花は我が家の裏門の
グランドカバーの植物
「ムラサキカタバミ」です。
裏門の両脇に咲く南天を
地面から支えるようにオダマキと共に
この時季に花を咲かせ
秋まで彩ってくれる丈夫な直物です。
夜になるとちゃんと花を閉じて
眠る植物でもあって
メリハリがあってよいというか
お手本にしたいような
品行方正な花でしょうか。
葉がクローバーに酷似しており
葉だけでもほっとする
愛らしい花だったりします。
タイトルの文言。
今朝の私に
投げかけたい一言でも
ありますが
ここで使う ”目覚める” とは
脳が起きるというより
脳と繋がる感覚がちゃんと起き
目を覚まして機能する。
ここに近いと思います。
私たちは一部、疾患などによって
感じにくい体質の方もあるにせよ
感覚を通し自分の心の状態を
知ることができるようになっています。
理由もなくどこかが痛んだり
動かなくなったり
機能しなくなったり
またその逆で
過剰に機能が亢進状態になったりは
決してしません。
理由があるから生じている
生体反応だったりします。
けれども、脳がある種
麻痺状態になってくると
その感覚を通して
身体から送られてきたサインを
見落としがちになることもあるのです。
麻痺が起こるのは
心身の疲労がピークに達していたり
これは個体差があり
それぞれの方にそれぞれの
そうなる理由があったりするのですが
大脳新皮質と心が一致しないまま
押し切られている状態。
わかりやすく例えるなら
二人三脚を組んだつもりなのに
足並み揃わぬままチグハグになって
バランスを崩す、あるいは
ひっくりかえる ”心さん”
けれども ”大脳新皮質さん” の勢いに
倒れたまま "心さん” が引きずられて
いびつな状態で走り続けている・・
とでもなりましょうか。。。
大脳新皮質が発達しているからこそ
私たち人間は霊長類の頂点におり
その高度な機能と可能性を
常に試して駆使する機会を
与えられている・・
そう言っても過言ではありません。
ただし、大脳新皮質は惑わしたり
時に、嘘をついて騙すことも大得意。
分析や思考によって
本来は感じているはずの心の覚えた
感覚に対して
「そんなの錯覚、錯覚」
「気のせいだから、前向いて行くよ!!」
といった具合に
その状態を確認しようとしないまま
理屈や条件を掲げて
説き伏せようとしてきます。
『目覚めよ、自分!』とは
本来、ご自身が備え持った
生体を守るための鋭敏な反応を
”きちんと感覚として感じること”
だったりします。
日頃から、自分自身の身体や心の
違和感に気づいては向き合うという
習慣も大切になってくるでしょう。
おやすみになる前だったり
お風呂の湯船に浸かる時間だったり
「あれ?なんだろ、この感覚」
というご自身の内側から
ノックをしてくる感覚の声に
きちんと耳を傾けられる
ご自身でありますように。
もちろん、なぜだかわからないのに
こんな身体反応が出ている
あるいは、続いている
といったご相談も多い当ルーム。
医学的な面からのアプローチも含め
その内なる声を
一緒に聴かせていただいております。
しつこいほどこのブログでも
綴ってまいりましたが
心と身体は連動しています。
なぜ、苦しいのか
なぜ、痛いのか
なぜ、身体が意思とは裏腹に動かないのか
なぜ、朝、起きることができないのか
なぜ、やる気がなくなったのか
なぜ、涙が溢れてくるのか
内側からのサインを
どうかご自身が見落とすことが
ないように。。。
ご自身に気づいてもらうまで
その声は出る場所や表現を変えて
内からノックし続けます。
気づいたところから
一緒にその状態を眺めながら
対処法を考えていきましょう。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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