花が里山や街に溢れる時期は
個々のお宅の庭の脇を
通りかかっては
その様子を愛でるのも
楽しかったりするものですが
今日の写真のような
いわゆる「野花」
いわば ”野良花” を眺めるのも
一つの楽しみです。
上下の写真、白い山吹は
他人様のお宅の垣根から
微妙にはみ出したところに
生息していましたし
野スミレは草むらのあちこちに
顔を出しています。
生息地は目立ちにくい
ひっそりかもしれませんが
堂々と美しい花をつけ
咲き誇っています。
私たちの人生でも
希望と期待に充ちてランランと
望んだ場所で
存分に活躍ができることもあれば
強い思いとは裏腹
望まぬ場所で
成果を求められるようなことも
あったりするものです。
その場所を
真に生きたものとするかどうかは
お一人お一人の捉え方次第。
私自身一人を振り返っても
後々になってみれば
なくてもよかった環境は一つもなく
すべて、今現在の私に繋がる
貴重でありがたい
成長の場だったと思えます。
どんな場所であっても
自らの備え持つ力や資質を
最大限に発揮して
自分を磨き続ける限り
己の小さな力では想像すらできなかった
大きな大きな世界への扉が
どなたにとっても
ちゃんと開くようになっている。
私はそう思っています。
不貞腐れたり
気持ちが塞ぐのもあり。
気が済むまでやり尽くしたら
お顔を上げて
今できることを一つずつ
丁寧に、まずは自らのために
真心を込めて
やっていってみましょうか。
学生時代、お世話になった
通信社で知り合った
強面のベテラン記者が
就職活動の際に
助言してくださった言葉は
今でも私の大切な宝です。
「光る奴は、どんな場所にいても光る。
そうでない奴は
その身を置く箱が
どんなに素晴らしくても光らない。」
まさにおっしゃる通りだと思います。
環境ではないのでしょう。
どんな時も、自分事として
未来の自分のために、今
何ができるのか。
そのことだけに向き合って
やれることを考えていけたら
ステキなのでしょうね。
季節柄、キャリアのご相談も
たいへん多い時季とあって
懐かしいお言葉を思い出しました。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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