小倉地区のしだれ桜

 

季節が少し逆戻りしますが
しだれ桜の力の抜け具合は
理想的だと思っています。

 

こんな風に脱力ができると
身体や心もさぞかし
楽に感じられることでしょうね。

 

以前、ある親子様が教えてくださったこと。

 

初めてカウンセリングに
お越しになった日の晩

それまで常に横を向いて
胎児のように丸まって寝ていたお子さんが

安心なさったのでしょうか

大の字になって眠っていらしたと
喜んだ親御様から報告を
受けたことがあります。

 

心に不安が生じていると
私たちは無意識に身体を強ばらせたり
身体を丸めた防御姿勢をとって
自らを安心しようとさせます。

 

力を抜くことが苦手な方は
たとえ横になっても
常に臨戦態勢です。

 

敵の襲撃にあってもすぐに跳ね起き
応戦できる忍者のような身体の反応。

まるで半目で眠る、あるいは
片目だけ閉じて
寝ているようなものでしょうか。

 

普段から力が入りやすい方は
呼吸をみるために
ルームに敷いたマットの上に
横になっていただくと

大の字になっていただいても
既に手や足の指に
無用な力が入ってしまっていて
なかなか抜くことが
難しかったりします。

 

力が入っていることに
ご本人が気づいていない

手足がガチガチでも
力を抜いているつもりであることが
多かったりもします。

 

まずは、ご自身の強ばり具合をよく知る
といったところからでしょうか。

 

プー太郎

名古屋に住まう弟の家の飼い犬。このくらいリラックスしてお腹を出して大爆睡したいものです。。。寝言とオナラまでするからたまらない。。。💦

 

力が抜けないと
自律神経のうち交感神経だけが
常に亢進状態とあって
副交感神経との入れ替わりに支障が出ます。

 

横になっても力を抜けず
身体のどこかしらに力が入ったままの方は
やはり自律神経が乱れやすかったり
失調気味であることが多いかもしれません。

 

力を抜けない身体は
免疫機能の低下にも
巡り巡ってつながりやすいです。

 

身体の力を抜く方法には
横になった状態で
あえて力を指先を含めた全身にいれ
バタンと一気に力を抜く方法などが
簡単にできる鍛錬法ですが

最も身近な方法は
呼吸を味方につけることです。

 

呼吸がしっかりできるようになると
身体の強ばりを呼吸で解くことも
可能となってきます。

 

口から吐くことを大切に意識して
口を少しすぼめ
少し長めにふーっと
口笛を吹くかため息をつくように
音をあえて出して息を吐ききり
(息を吐ききったことがわかるために)

吐ききったところで
鼻から自然に入るだけを吸う。

 

カウントは吐くことに
吸うことの倍近くはかけること。

 

まずはここから初めてみると
よいかもしれません。

 

たかが呼吸、されど呼吸。

 

身体が強ばる方々の呼吸は
胸だけが動く
浅い呼吸になっていることが多いです。

 

普段から意識して
抜くときにしっかり力を抜ける身体を
呼吸を通して
つくっていけたらいいですね。

 

小倉地区のしだれ桜

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

予約をする(空席確認)

小松万佐子のカウンセリングのご予約確認(24時間対応) ※お電話によるご予約は、 電話による予約方法(フリーダイヤル)でご確認ください。 Please click here to make reservations from my calendar.

コメントはお気軽にどうぞ