西光亭さんのリスのクッキー

 

一昨日のブログでは
たまたま目にした
かつて世話になった古巣の
担当イベントの
TVコマーシャルのキャッチコピーを
挙げておりました。

 

”勝ちたいと負けたくない”

でしたね。

 

目にした瞬間、どなたか
そのようなコメントを
くださった方が
おっしゃっていた通り

ニワトリと卵の話のようにも
感じられ
「言葉っておもしろいな」と
思ったものです。

 

陰陽と絡めて説いてくださった
博識な方もいらっしゃいました。

 

脳の仕組みからすると
否定的な打ち消しの言葉を使うよりも
肯定的な表現をしたほうが
実現性は高いはずなのですが

これはやはり個体差があり
それぞれの脳に思考の癖が
あるので何とも言えません。

 

わかりやすい例として

「戦争をやめうよう」
よりは
「平和な世界を築こう」
のほうが
脳は素直に受け止めやすく
実現性が高い・・

ということになります。

 

件のキャッチコピーに関して言えば
「勝ちたい」
のほうが
「負けたくない」
よりも意識付けによる実現性が
高いはずなのです。

 

私たちの脳が本来ならば
極めてシンプルな仕組みに
なっているから・・なのですが

生育環境だったり
性分、思考の癖も手伝い
そのシンプルさはあえて
複雑にされている部分も多いのです。

 

たまたま、目に付いたコピーを
例に挙げたとあって

しかも、ある意味
世界トップレベルの
最高峰の選手たちの闘いを
引き合いにだしたところで

私たちにはピンときにくいのが
正直なところ。

「ほ~~、そうなんだね~」

くらいなもんかもしれません。

 

人の脳は細胞や繊維
ホルモン分泌や血管といった
生命現象が生じる
人体の大事な一部であると同時に

思考や分析、創造といった
精神的な作用が行われる
領域でもあることから

しっかりと意識を持っている
ともいえるのかもしれません。

 

脳にどんな情報を入れるかによって
脳の固定化された回路が
変わる可能性があるとしたら?

 

それが、おそらく
否定的な言葉よりも
肯定的な言葉を発し
脳に与えたいと思う

私たちの無意識ながらも
根っこにある本能的な願い
だったりするのでしょうか。

 

どのような言葉を日頃から
用いるかもさながら

どういった情報を選択するか
ということも
とても大切になってきます。

 

本来シンプルな仕組みの脳に
描いた願いや目標を
シンプルに叶えにくく作用している
感情や記憶といった
妨げる障害物のような存在を

浄化していくことも
やはり大切になってくるのでしょう。

 

◎写真は先日、名古屋の夕食会でいただいた懐かしの西光亭さんのクッキー。愛くるしく素敵なイラストに、今日のお天気そのもの、春爛漫を覚えます。ありがとうございました。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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