誰だって、自分の思いというものがあるものです。
そこを他人から
必要以上に干渉されたら
不愉快な気持ちになることも
あるのでしょう。
自分のやり方に口出しをされたり
やる気を失くすようなことを言われたり
相手の意見を押し付けられたら
大人だって、子供だって
閉口したくなってきます。
私自身、生まれてすぐの時分から
やたらと自分の意思や志向が
強かったらしく
親は口出しすることを
早々に諦めたようです。
あの頃から現在に至るまで
誰に何を言われようと
マイペースで
生きてまいりました。
言いたいことを
バンっと言い返せるのでしたら
まだしも
そうできないのでしたら
それは相当なストレスとして
蓄積されていきます。
特に、相手が良かれと思って
やってくれているときは
なおさらのこと
親子関係など近しい間柄では
あるあるかもしれないですね。
いわゆる過干渉と
言われているものですが
ここには実は
相手自身の不安が
隠れていることもあって。
相手がどうしたいのかに
耳を傾けることなく
”あぁした方がいい”
”こうした方がいい”
と半ば押しつけのように
言ってくるのは
その方ご自身が知り得ない
いわば「未知の領域」に触れたからこそ
生じた不安の反映だったりもします。
人は自分が知らないものや
世界に触れると
不安を感じる生き物です。
それ自体は至極まっとうな
感覚であって
むしろ、なくてはならないもの。
けれども、そこが過剰に
働き過ぎていると
やはり、対人関係を含め
何かしらの問題が
生じやすくはなってきます。
ただ、過干渉されることに
苛立って仕方ない時には
これはひょっとすると
相手の不安の反映なのかもしれない。
そう思っていただくことで
それ以上こちらも
過剰に反応することが
減ってくることも
あるのかもしれません。
また、相手がどこを未知と感じ
不安に覚えているかを
互いの思いや考えを
解きほぐしながら話すことも
できるのかもしれません。
額に縦じわを入れ
怒ったり
苛立ちまみれになって
やり方や考え方に
口を出してくる場面に
遭遇なさった際には
「あぁ、ひょっとすると
この人自身が
不安なのかもしれないな」
そう思うことで
それ以上
心を千々乱さずに済むことも
あるのだということを
覚えおいていただけたらと思います。
◎写真は安曇野ミルクさんの店舗前に置かれたベンチ!か、かわいい~♬
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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