家族やご夫婦、親子といった
大切に思う身近な関係であるほど

思い込みを外しての対話が
大事だと改めて感じています。

「こういう人だから」

それは本当にそうなのか。

私たち一人一人、たとえ
一緒に居る時間は長くとも

それぞれが持つ性分はもちろん
感じ方、捉え方
思考のパターンに至るまで
まるで異なります。

これまでの経験だったり
置かれている環境だったり
今、抱える事情だって
それぞれです。

わかったつもりでいても
本当のところは
本人にしかわからないことも
多々あるのだと思います。

思いや言動の背景は
推察するだけではどうにもなりません。

相手がこういう人だという
決めつけや思い込みはもちろんですが

ご自身の思いや事情を
語ることが不十分だったりすることから

決めつけや思い込みを
払拭するような対話ができていないことも
恐らくあるのでしょう。

身近な存在や関係だからこそ
言葉に表出して思いを語る

また、相手の真意に
耳を傾ける姿勢を軸に置いた対話が
いっそう大切なのかもしれません。

相手は自分ではない。

時々、私たちは忘れてしまいがち。

話さないと
また、聴いてみないと
わからないことは

身近な関係だからこそ
たくさん
あるのだと思うのです。

投稿者プロフィール

小松万佐子こまつまさこ心理相談室（安曇野ルーム）心理カウンセラー

今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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