頭で考えたことと心で感じること。
一致しているときもあれば
思い込みや分析によって
「こういう時はこのような感情になるはず」
と頭に言い聞かされて
心で生じた感情が
行き場を失っていることって
あったりします。
本来、感情は
周囲から受ける刺激に対して
私たちがそれぞれに反応する
独自のものです。
けれども、時に
考え方、つまり思考や分析によって
感情がつくられてしまうことも
あるのは事実。
本来であれば
どのような感情であっても
自分の独自の感情として
自由に持っていいはずです。
もちろん、表出させる際には
どう表現するのがよいか
そもそも
表現するのがよいのかどうか
相手や状況を鑑みて
工夫することは必要だと思います。
けれども、持ってはいけない感情は
何一つなく
自由に感じてよいものなのです。
一度、ご自身の感情が
考えや思い込みによって
つくられていないかどうか。
本当の自分の感情なのかどうか。
眺めてみることも大切なのかもしれません。
私たちが何を感じるか
その気持ちは何かや誰かに
左右されるものではなく
自分のもの。
まずは、ご自身の感情に正直になり
どのような感情であれ
そのような感情を持つのが
自分なのだということを
一旦、受け止めてあげることも
大切なのかもしれません。
行き場を失っていた感情は
「私はこういう気持ちを今抱いている」
「私はこんなところがあるんだ・・」
一旦、主である ”私” に
受け止めてもらったことで安心します。
そこからそのままが良いのか
変えてみようと思うのか
それも私たちそれぞれの選択です。
素直になるということは
誰かに対してだけでなく
まず、自分の気持ちに素直になる。
そこも大切なのだと思います。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ