小諸市の懐古園の虹色の紅葉

 

人工的に創り出したところで
どうにも真似できない
底の深い自然の奏でる色合い。

 

自然の織りなす色彩は
本当に美しく
生命の力そのものであるように
感じさせられます。

 

巡る四季を通して風雨
暑さ、寒さを耐え忍んだ木々が

その幹や枝に貯えた色を
こうして見事に放っている様子を
間近で眺めると

色を通して樹木がそれぞれに
主張をしているようで

そこにただ、目を凝らし
耳を傾けたくなる私たちがいます。

 

恐らく、私たち人も
同じようにそれぞれが自らの内に貯えた
色というべき様々な要素を

その姿や個々の生き様を通して
表現しているのでしょうね。

 

誰に操作されるでもなく
私たち一人一人が
自らの心身の「主」である限り

それぞれの個性を伴う
眩いばかりの生命の輝きを
色彩として多様に奏でながら
放っているのだろうなと

同じ自然界の生命たちから
教えられているような気がするのです。

 

小諸懐古園の赤い紅葉の木

 

◎写真はどれも小諸城址懐古園の紅葉です

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
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