私たちが「幸せだな」と感じる時。
皆さんでしたら、どんなシーンや
できごとを思い浮かべますか?
皆さんそれぞれに
そう感じられるような物事が
人生、あるいは日々の生活に織り込まれて
明日への活力になっていることも
あるのだと思います。
基本事項として思いつくのは
眠る
食べる
性による喜び
といった
脳の働きでいうならば
脳幹によって感じ得る
まさに本能に基づく欲を充たして
得られる喜び
となるのかもしれません。
それらの次の段階として
何かを所有する
誰かや何かを支配する
こうした幸せ(喜び)も
感じられるようになっているのが
私たち社会的動物である人間をはじめ
動物全般の感じ得る喜びです。
肉体が若い時期は
先述のような欲望が満たされるだけでも
充分幸せを覚えていたのかもしれません。
これは年齢に関係なく
おそらくこの世を去る瞬間まで
私たちの誰もが持つ大切な欲望でも
あるのだと思います。
でも、生命の仕組みとは
たいへんよくできていて
若い時期と比べればになりますが
年齢を重ねるにつれ
身体やホルモン分泌の変化が生じ
食欲だったり
性欲だったり
といった肉体的な欲求が
減退していくようにできています。
人によっては
生育の過程や年齢に関係なく
内面から覚える幸せに
重きをおいてらした方々も
いらっしゃるのかもしれませんね。
様々な喜びを自ら見いだせる
私たちだからこそ
自らに改めて問うてみます。
”私は、どんなときに幸せ(喜び)を覚えるのだろう”
何かを創造することなのか
隣人や社会とご自身の持てる
能力や資質といった様々な力や愛を
シェアすることなのか。
秋の夜長、静かな時間が増えてきました。
尽きることのない幸せの源を
ご自身の内側にも
見つけられますように。
◎運転しての移動途中、吸い込まれるように栗のデザートの看板に吸い寄せられました。まぁ、これもまだまだ幸せを覚える事柄の一つとして健在です。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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