昨日のブログでご紹介した
山辺ワイナリーからの食リポです。
鹿肉と初めて出逢ったのは
長野に来てすぐの頃でした。
県内では、ジビエ料理を広め
応援していく流れができはじめていた
時分だったのでしょうか。
松本駅の構内に特設された臨時レストランで
「わぁ、珍しいな!」と
ウハウハ何も考えずに選択したものの。
私の舌がジビエを楽しめるほど
肥えていなかったこともあるのでしょう。
都内から軽井沢へよく出向いていた時分
もう20~25年以上も前になりますが
軽井沢にあったメニューのないレストランが
気に入っていたことがあります。
ジビエ料理専門のフレンチレストランでしたが
シェフ(オーナー)から
その日に手元にある材料を伺い
どのような料理にしてもらうか
オリジナルのコースを
オーダーできる仕組みでした。
懐かしいですね。
まだあるのかな・・。
元々、鴨に目がないので
鴨を料理して頂いたり
イノシシをいただいたことは
あったように記憶しています。
鹿は松本での出逢いが初めてでした。
最初の出逢いでは臭みが気になり
今回と同じくパスタのボロネーゼで
いただきましたが
あまりよい印象を残せないまま
「もう、鹿さんは止めよう」
「食すよりも、せんべいをあげて
愛でる動物だな」
などと、ちょっとした
がっかり感を覚えたものです。
ところが、どっこい。
久しぶりに挑戦したボロネーゼ。
たいへん美味しかったです。
鹿の粗挽き肉を使っているようですが
件の独特な臭みは
香味野菜を用いることでうまく調和させ
山辺ワインの赤ワインとフォン・ド・ボーで
長時間煮込んでいるとあって
とても食べやすいお味でした。
写真には撮り損ねていますが
普通のボロニア風ミートソースも
注文しているので
比較しやすいこともありました。
鹿のお肉の良さがとても引き立つ
お味だったように感じます。
長野のジビエに限らず
レストラン内では長野産のポーク料理
または上の写真のような
地元で採れる野菜を
具材はもちろん、ソースにも
山辺ワインと併せ用いたパスタなど。
長野の味を満喫できる場所でした。
ジビエは癖が強いので
それぞれのお好みによるかもしれませんが
人と野生の獣が共生していくためにも
もっと調理法なども進化して
広まっていくといいなと思っています。
おまけに、敷地内の物産展では
こんなものを見つけました。
長野県の安曇野市や松本市がある
同じ中信地区内にある山形村が
日本国内でも有数の主産地である「長いも」。
カレー好きには外せない
こんなカレーもあるのですね!!!
王貞治さんがCMに出ていた時代の
ボンカレーで育った世代の私には
ちょいとお高く感じますが
それだけ貴重なレトルトなのでしょう。
もう一つ気になるセロリのポタージュ。
これも見逃せない。。。
長野の食材をもっともっと
日頃から身近に感じて
食を通して味わい
試していきたいと改めて感じています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ