今年も8月の今日、この日を迎えました。
以前から触れていますが
8月はとりわけ
日本に住まう私たちとって
様々な記憶と共に
過去と現在
そしてそこから繋がる未来へと
一人一人が静かに
あるいは誰かと語り合い
過ぎし時代に思いを馳せる時間が
多くなるように感じます。
生まれ育った国や地域
またご自身のルーツが異なれば
その節目となるタイミングも
もちろん異なるので
ひとまとめに8月を取り上げ
語ることはできないのかもしれません。
今日も幸せですか?
心は穏やかに、何はなくとも
平和を感じていらっしゃいますか?
今、この瞬間に
私たちが平和を真に感じるのならば
今、感じる平和の礎を築いた
尊い多くの命に
世代や時代を超えて
思いを馳せることは容易だと思うのです。
「アジア人の、しかも戦争を知らない
お若いあなたが
なぜここを訪ねるのですか?」
ポーランドやドイツ
かつてのチェコスロバキアの
戦跡を訪ね歩いた10代の私に
行く先々で投げかけられた質問でした。
東西冷戦直後とあって
まだ、そうした戦跡には
犠牲者の遺族の方々の訪問が
目立っていた時代です。
「知らないから何があったのかを
この目、この耳、感覚のすべてを使い
場所を感じ知るためです」
そう答えたあの時代から
どれだけの月日が経ったことか。
それでも、世界のどこかでは
常に争いが続き
誰かの日常や尊い生命が
奪われています。
今、この瞬間
皆さんお一人お一人が
その心が穏やかで
目の前の小さな幸せを
心から感じられるのであれば
できることはなさっているのだと思います。
まずは、ご自身が平和であること。
そんなささやかだけれど大切な
足下からの平和を祈りたいと思っています。
写真は安曇野市内のひまわり畑から。
撮影したのは曇天下の夕暮れですが
今年も元気よく一斉に東を向いて
今が満開の盛りです!
ヘンリー・マンシーニの
情緒溢れる音楽でも有名な
70年代の戦争映画「ひまわり」。
舞台となったウクライナでは
戦禍によって
今も、各地で多くの人々が
枯れ果てた心の叫びをあげ続けています。
◎小松個人の活動として、JST 23 時以降のウクライナ国内、近隣にお身内やお知り合いがいらっしゃる国内外の方々へのオンライン 無料相談は今春より引き続き行っております。ドイツ語、英語、日本語にて対応中。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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