今日のテーマはこれまで
しつこいほど相談室のテーマにも
書き綴ってきたことです。
”自分を大切に”
長く使ってきた言葉でしたが
様々な心の苦しみや重荷を
その胸に抱え生きてらした方々を前に
「自分を大切にするということが
わからない」と改めて告げられ
考えたことがあります。
あぁ、理屈ではない感覚のことを
言っていらっしゃるのだなと感じ
むやみに言葉に頼って
わかったように説いていた自分が
恥ずかしくなったこともあります。
今でも、その都度真剣に
考え続けています。
どんなこともやはり
体感を交え、腑に落ちて
「わかった」ことだけが
その方にとって生涯
生きた知恵や知識として
何があろうと味方であり続ける。
私は、そう思っています。
頭で理解することと
腑に落ちて
ただ感嘆の漏れ息と共に
「あぁ」という言葉しか出てこない
わかった瞬間では雲泥の差があります。
頭で理解した気になったり
行動に繋がらない理屈を
こねているうちは
まだ腑落ちしていないのだと・・。
自分を大切にする。
自分の中にわきあがる
あらゆる感情やめぐらす思考
そのすべてに対し否定も批判もせず
「そう感じるのだね」
「そう思うのだね」
一旦、受け止めてあげるところから
自分自身との対話が始まります。
自分自身のあげる声に
耳を傾け、聴く姿勢ができて初めて
それまで分離していた
頭で考える思考と心で感じることが
一つに繋がるきっかけが
できていくのかもしれません。
頭を使うことに長けた私たちは
その高度な脳を使って
時々、心をだまします。
本当に頭で考える思考と
心で感じることが一致しているのか。
自分を大切にする。
それを生きている限り
その都度、どの瞬間にも
自分自身に問い続けることなのだと
思っています。
今日という日の未明に
生を授かった私も
感謝はもちろん
もう一度ゆっくり
自分の心と対話する時間を
設けて一日を過ごしてみますね。
”自分を大切に”
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ