「柔らかい暖かさね・・」
母の日の延長で仕事の合間に
名物の菜の花畑が見たくて出かけた
お気に入りのカフェ。
車で片道1時間近くを雨降りの中
お天気のせいなのか
少し元気がないかなと感じた母を
誘って出かけてみました。
大町市のかつてスキー場だったエリアで
平野の空気より一段と寒さを覚えます。
講師業のオンライン打ち合わせが
昼過ぎから入り
訪ねたのは閉店間際になっていましたが
夜のカウンセリングには少し時間がある。
そんなタイミングでした。
冬の雨とは異なり柔らかいものの
冷たい5月の雨です。
気温は一桁台まで下がっているので
慌ててコートを持参しての
山道運転でした。
道中で元気を取り戻し
よくおしゃべりするようになったので
ほっとします。
舗装のないびっくりするような道を
上がっていくので
雨の日はヒヤヒヤですが
なんとか閉店間際にたどり着き
一面の菜の花畑を眺めながら
美味しくいただきます。
店内に入るなり母が
冒頭の言葉をつぶやきました。
「うん、そうだね」
道中の車内もかなりの暖房を
かけてきましたし
寒がりの我が家ではなんと
まだまだヒーターも洋コタツも
生活の友のままです。
それでも、やさしい笑みを浮かべ
家にいたときとはまるで違う表情を見せ
笑っている母をみると
暖炉の温もりが
このお店の素敵な雰囲気とあいまって
やさしく彼女の心に
寄り添っているのだろうな。
そう感じられました。
暑過ぎず(熱過ぎず)
そっと寄り添うような温もり。
母が求めているものが
わかったような気がする
雨に菜の花がいっそう映える
月曜の夕暮れ時でした。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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