どんなに苦しくても、辛くても
心の奥にいる純粋で正直な自分が
あげている声に
気づけないことはあるのかもしれません。
外的要因、内的要因による
様々な事情があって
耳を傾けることができない
あるいは
無意識、意識的に
あえてそこを避けていることも。
いろいろな人がいて
いろいろな家庭があって
それぞれに良さがあって
ステキさもあって
けれどもふとした瞬間に感じる
どこかから来るのかわからない
切なさや苦しさ
何かをきっかけに表出してしまう
押えられない感情や
衝動的な言動に
ご自身が辛さを
覚えていらっしゃるのなら。
何かがおかしいと感じられた
”その時” が
タイミングなのかもしれません。
言葉にならない思いを
ご自身の心の奥で
叫び続けている自らの声を
他でもない「私(自ら)」が聴くことで
整理をつけてゆくことが
できるのだと思うのです。
何かが間違っている、間違っていた
何かが悪い、悪かった
・・・はいっさい関係なく
置き去りにされたままの
”あの時の「私」" が
何を思い、何を感じて
何を「私」に理解して欲しくて
声を上げているのか。
ゆっくりでいいから
ご自身の思いを語る中で見つかる
パズルのピースを
一つずつ丁寧に
一緒に眺めていってみましょう。
そして、それを改めて眺めた際に
感じることを
何より大切にして欲しいのです。
ずっと気づいて欲しくて
心の深淵から声を上げていた
そのピースが何を訴えているのか
何ひとつジャッジすることなく
ただ静かに感じて、眺め
耳を傾けていただきたいのです。
他でもない「私」のその姿勢に
「私」は少しずつ心を開いて
その胸にある真の思いを語ってくれるはず。
何を感じても、眺めても、聴いても
ただ、そのままを
抱きしめて欲しいと思うのです。
そう、ただ抱きしめて欲しかった。
そんな声があなたの内側から
そっと私にも
聞えてくるような気がしました。
◎写真は私が小学校を卒業した際に頂いた記念樹「ハナズオウ(花蘇芳)」。祖父母の時代にこの庭に植えられ、今でも毎年美しい花を咲かせます。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ