“成長と発展の途上にある今のわたし”
「もう二度と立ち上がることはないだろうな」
生きる気力を失い
自分の人生を諦めたくなる
苦しい課題と向き合ったことが
私にもありました。
その悩みは今
完全な解決を得たわけでなく
恐らく生きている限り
向き合っていくような類いのもので
生じた出来事に対処したことをもって
終わりとなるものでなく
そこからようやく
真に人生と、あるいは真の自分と
向き合うことが始まった
と言ったほうが適切かもしれません。
昨年末に開設した公式サイトの
ご挨拶のメッセージに綴ったり
ブログでも随所で書いてきましたが
悩みは私たちが生きている限り
目の前にあり続けるものだと思います。
一つ解決したと思えば
また新たな課題が
あるいは根本から
克服できていないままの古い課題が
姿形を変えて再び現れる・・。
その繰り返しのなかで
私たちは不完全ながらも
一生を通して完成を目指し
成長し続けている。
そんな気がしています。
課題を克服するたびに
わかったようなつもりなっては
また次なる課題に向き合い
己の未熟さやちっぽけさを
突きつけられ打ちのめされる。
その過程でこそ
なかなか触れにくい
“暗部”や陰陽の“陰”といった
自分の弱さ
またはそれらを隠そうとする
要らぬ執着や覆いを手放すことと
向き合ってきた気がします。
その結果、今の私があり
さらなる成長を続けながら
知識に依るのみならず
自分自身の経験や生きる知恵を通し
同じように悩みを抱く“生き者”として
他者の心に寄り添うべく
共に伴走しながら日々
耳目を寄せているように思います。
大きな悩みの向こうには
さらに成長したい
メッキなどではなく本物でありたい
そう願いながら
今も日々精進し続ける
私がいました。
悩みを抱くとき
人生の課題と向き合うとき
これらは
壮絶な苦しみでありながらも
自分自身の真の部分をよく知る
チャンスでもあると思います。
ご自身で
あるいは誰かの力を借りてでも
起きた問題そのものではなく
そこに映しだされた自分自身と
向き合った瞬間から
輝きを放つ真の物語が始まっていく。
私はそう思っています。
【2021年10月のお題-2】「あなたの経験した大きな悩みの向こうには何がありましたか?」(くれたけ#165)
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
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小松万佐子から皆様へのメッセージ
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