本人ですら
あきらめてしまっていた
あるいは
どこに種を蒔いたのか
すっかり忘れていたことが
突然に芽を出し
驚くことがあります。
周囲も驚きますが
一番びっくりするのは
本人なのかもしれません。
先日、”突然に変わる”。
あえて言葉をつけるなら
まさに「成長」の瞬間に
立ち会わせていただくことが
ありました。
長く時間を要することを
ある程度覚悟しているので
共に向かうと決めた
人生の方角へ舵を切り
やることをコツコツと
やっていく。
そんな ”石の上にもなんとやら"
といった低め安定状態に
突然の好ましい変化が起きると
何よりビックリするのは
本人のようです。
頭での理解ではなくて
ちゃんと腑に落として
実感してもらえたら・・。
そんな思いで一緒に時間を
積み重ねてきました。
ブログではあえて
曖昧な書き方に
止めなくてはならないことが
残念に思えるほど
私も本人も互いに
思わず「えっ?」と
顔を上げて
何度も確認してしまうような
シーンでした。
その変化が起こるのには
ちゃんと理由があって
それこそ小さなこと過ぎて
ないがしろにしてしまいそうな
ことでしたが
そこにご自身が意識を置くと決め
栄養を与え続けたおかげで
ある日、思いがけないときに
凍土から芽が出ていた
といった感じでした。
自分が信じたことなら
たとえどのような細部であれ
そこに心血を注ぎ続ける。
私が逆に生徒さんから
改めて大切なことを
教えていただき
今は小さな変化ですが
恐らく今後大きく状況を
変化させていくであろう
起点の瞬間に
立ち会わせていただいたことに
感動と勇気をもらった
とある一日でした。
苗をもらってきてから
植え替えるまで時間が経ちすぎ
一度は根まで干からびて
枯れかけていた
小指の先ほどの花を咲かす
ヒナ菊がいつのまにか
満開に咲き誇っている秋。
せっせと回復に力を注いだ時分は
うんともすんとも言わず
それでもと長いこと
毎日手をかけた苗です。
寒さの中で
はちきれんばかりの
小さく愛らしいピンクの花を
つけている姿が
どこか先のエピソードと
重なったのかもしれません。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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