”心を重くしてしまう 「執着」”
誰かを大切に思う気持ちは
かけがえのないものだと思います。
愛は好い感情
私を含め多くの方が
こう思うのではないでしょうか。
けれども、時に
愛という名のもとに
相手の自由を縛り付けたり
何よりご自身が苦しくなって
その心の自由を
妨げているのであれば
もはや好い感情とは
言えないときもあります。
大切なはずの相手を
思い通りにしたくなったり
まるで自分の所有物のように扱い
その言動を支配ようすれば
対象となる相手だけでなく
自分自身も苦しくなる経験は
少なからずどなたにも
多少のご経験があるかもしれません。
私自身は若い時分に
さんざん
猪突猛進の一方的な愛を
押し付けては
失敗した痛い経験があります。
関連ブログ 「人を好きになるパワー」
物や名誉などへの執着は
自分の欲をコントロールして
変えていくことで手放すことが
できるかもしれません。
けれども、人の場合は
お互いが
それぞれの感情や考えを持つ
生きた者同士。
それこそ
思いの交わし合いは
どこへ跳ね返るか
予測もできないボールの
ようなものかもしれません。
自分が良いと思ったことが
相手にとって同じようには
感じられないことも
よくあることです。
どんなに好き合っている者同士でも
他人なのですから当たり前。
また、自分だけが心を整え
コントロールしても
相手から自分の心の領域に
ずかずか踏み込まれたり
感情に干渉されれば
瞬時に心は千々乱されます。
好きだったはずの相手は
一瞬で憎しみの対象となる・・。
そうした溝を埋めるために
でしょうか。
何とか相手を思い通りにしようと
距離を置きたがる相手を余所に
さらに力づくで干渉したり
逆に媚びて甘えてみたり・・。
どのような関係でも
お互いの心の自由が
保たれていることは
健全な関係を築くにあたり
とても大切だと思います。
お互いがお互いの
成長をサポートするという
意識でいらっしゃれると
執着からはより遠い
素敵な愛情関係を築いていける
のかもしれませんね。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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