金曜の晩は早い時間から
仕事終わりの後の夕食が
楽しみになってきますね。
疲労感が募っている時ほど
胃袋だけでなく心に響く
食事を摂りたくなってくるから
不思議です。
お気に入りのレストランの食事
家庭料理の好物
手放せないマイフード
どんなものを摂るかは
人それぞれだと思うのですが
食材だったり
料理そのものだったり
人の思いがこもった食べ物に
心身が救われることも
あるかもしれません。
会社勤めの頃
知人のやっているバーで
知り合った
若い女性がいました。
自営で編集業をやっている彼女は
自分次第でいくらでも
仕事時間が作れてしまい
知ってか知らずにか
気づけば気力・体力の限界まで
使いきってしまうことも
多いとのことでした。
そんなときほど
都下で畑をやっている
ご実家から
送られてくる野菜を食す。
これほど元気になる
パワーの素はないと
言っていました。
心身の回復力が
まるで違うのだとか。
都心のスーパーで買ったものとは
比べ物にならないほど
食材そのものにパワーを感じ
食すだけで
身体に良質なエネルギーが
みなぎるのだそうです。
同じ料理を作っても
ご家族の方々が一生懸命育てた
野菜やお米を使った食事は
まったく別物のようだ
とも言っていました。
独りで踏ん張り
仕事をするその女性にとって
食からもらうエネルギーは
ご家族や育った故郷からの
声なきエールに
なっていたのかもしれません。
皆さんにとって
食べてパワーがみなぎり
心までも癒される食材や
お料理はなんでしょうか?
現在のご家庭の味はもちろん
育ったご家庭の
定番だった食事メニュー
誰かが手間をかけて育てた
野菜や食物
どれも、ただ食べるという
行為だけに止まらず
育てた人、送った人、作った人・・
さまざまな人々の思いが込められた
栄養、あるいは滋養の源に
なっているのですね。
食べることで
エネルギーを回復させる。
1週間を闘い抜いた金曜の晩は
ゆったり過ごす週末の
家族団らんの食事とは
また一味違って
ご自身の胃袋、心の双方に
しっかり響く食事を
たっぷりと召し上がって
癒されますように。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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